夏の丹沢では、ヤマビル対策が必要です。雨の日や雨上がりの蒸し暑い日には、かなり高い確率でヤマビルの被害に遭います。
登山道には、こんな看板があります。
こちらの記事の登山のときに撮りました。大倉尾根の入口付近です。
この日(4月29日)は、大倉バス停から少し歩いたところでヒル対策の商品をこのように販売していました。朝早かったので、準備中のようでした。
「ヒルまず進め」100ml 540円 購入しました。
量も値段も手頃です。「環境と身体に優しい製品」「本製品を直接肌にスプレーしても毒性はありません」というところが良いと思いました。
ヤマビルの活動時期は、5月~10月だと看板に書いてありますが、今年は4月から暑いです!県立秦野ビジターセンターの自然ブログには、4月17日にすでにヤマビル情報が載っていました。油断できません。
私は、ヤマビルに吸血された経験はありませんが、たくさんのヤマビルに出遭ったことはあります。
たしか、2年前の夏(記憶が曖昧です・・・)西丹沢自然教室からスタートし、1泊2日で丹沢縦走をしました。(蛭ヶ岳山荘で1泊→丹沢山→塔ノ岳→大倉のコースです。)4人のグループ登山でした。
単独登山なら、雨が降れば日程変更しますが、グループ登山は雨でも登ります。
1日目にたくさんの雨が降り、2日目は小降りになりましたが、山道はぬかるみ、蒸し暑かったのを覚えています。
大倉に着いたとき、4人全員の靴や服に大量のヤマビルがついていました。レインパンツを脱ぐと裏にもついていました。最初に靴についたヤマビルを発見したのは塔ノ岳です。下山中は、ヤマビルに警戒して虫除けスプレーをかけていましたがダメでした。
このときは、普通の虫除けスプレーしか持っていなかったのです。ヤマビル専用の忌避剤が必要だったのだと思います。ラッキーなことに、誰も吸血はされませんでした。
吸血されなかったのは、サポートタイツと厚手の靴下をはき、レインスパッツをつけていたからです。腕にはアームカバーをつけ、首にはタオルをまいていました。
下山中、トレイルランニングをしている方に会いました。Tシャツ短パンだったので
「ヒルにやられませんか?」
と聞くと、
「大丈夫ですよ。」
と言っていました。スピードの速い人には、ヤマビルはつかないようです。ゆっくり歩き、休憩するからヤマビルがつくのですね。
これからの季節、私は、丹沢に行くときには必ず「ヒルまず進め」を持って行くことにします。今日は雨が降っているので、明日の丹沢は危険かもしれません・・・。
ヤマビル専用の忌避剤、他にも良い商品はないかな?と思いアマゾンで調べてみました。次の2つが見つかりました。
沢登りや山歩きに!ヤマヒル、山ヒルよけ忌避剤!ヒルまず進め!100ml
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使い比べたことはないので、どれが良いのか?違いはわかりません。でもとにかく、夏の丹沢では、(特に雨の日や雨上がりの蒸し暑い日には)何か対策は必要です。