氷壁の宿 徳澤園
登山雑誌で、新しくなったおしゃれな相部屋が人気だという記事を見て(何という雑誌だったか?忘れてしまいましたが・・・。)泊まってみたいと思っていました。
徳澤園は「氷壁の宿」です。HPから引用します。
小説「氷壁」の宿 氷壁の舞台、萌える岩稜を仰ぐ。
徳沢より望む、国内第一級の岩稜。
前穂高東壁は、井上靖の山岳小説「氷壁」の舞台です。
社会問題にまで発展した「ナイロンザイル事件」の全容、山をひたむきに愛する若者や、美しい恋愛の織りなす 名作「氷壁」は、今なお人々に愛され続けています。文中の徳沢小屋は、現実には徳澤園です。
そして、前穂東壁もまた、岳人の憧れの岩稜として今に息づきます。
挑む岳人の姿を、今日も静かに待ち受けながら。
泊まる前に予習しました。
地図で場所を確認しながら読みました。 すると・・・、
「山と高原地図」にちゃんと書いてありました! (※槍・穂高詳細図の方です。)
「ナイロンザイル事件の原点の地」も地図上に載っています。(※「ナイロンザイル事件」という実際の事件があったことは読み終わってから知りました。)小説には「荷物の一部を松高ルンゼの入り口まで運んでおく」「中畠新道を行く」「奥又の池畔に三時到着~テント張る」等の記述が出てきます。中畠新道には、地図に赤字で熟達者向徳澤園でコース確認のこと と書いてあります。
前穂高東壁はもちろんのこと、小説の舞台となっている新村橋よりも先のエリアは、私は一生行くことがないと思いますが、それでもわくわくして地図で確かめながら読みました。その他、「涸沢のヒュッテ」「穂高小屋」なども出てきます。
8月19日(日)16:50
徳澤園に到着しました。まずは、チェックインの前に徳澤園で最も有名(?)なソフトクリームです!(※特別出演 友人の手)
評判通りのおいしさです。
徳澤園のみちくさ食堂は、とってもすてきです!たくさん写真を撮りました。
ここで注文をします。
テーブルや椅子もおしゃれです。
コーヒーソフトも気になります。 大福もちは、行動食に良さそうです。
みちくさショップのオリジナル商品もすてきです。帰りに買おう!と心に決めました。
こちらが徳澤園の入り口です。
17:10 やっとチェックインします。
受付です。
玄関です。徳澤園は、どこを見てもおしゃれですてきです。
夕食は2回です。私達は到着が遅かったので2回目の19:00~になりました。
楽しみにしていた相部屋はこちらです。
私の部屋は「HOTAKA」2階の№30でした。友人は隣の№31です。
布団の上にあるのはタオルと歯ブラシのセットです。
本当に、きれいでおしゃれで素敵で快適でした!是非また泊まりたいです。
相部屋「HOTAKA」はもう1種類ありました。こちらです。
部屋の前には充電コーナーもあります。
夕食の前にお風呂に行きました。
中の写真は撮れませんでしたが、お風呂もすてきです。シャンプーや石けんも使えます。ドライヤーもありました。壁についているドライヤー2つの他にダイソンのドライヤーが1つありました。 たぶんこれです。

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ちょうど1回目の夕食の時間だったからか?すいていたのでゆっくり入れました。
今回は利用しませんでしたが、乾燥室もあります。
トイレは、ドアを開けると自動でふたが開きました!
洗面所です。
廊下のすみの談話コーナーもおしゃれです。
部屋に戻ると、注文してあったお弁当が届いていました。
徳澤園で朝食も食べてみたいですが、7時からなのでお弁当にしました。さすがに遅すぎます・・・。(徳澤園は山登りが目的ではない宿泊者も多いので仕方がないです。個室の方は浴衣を着て歩いていました。)へなちょこな私は、荷物を増やしたくないために本当は朝食は山小屋で食べたいのです。早朝にみちくさ食堂で食べてゴミを置いて出かけても良いと聞きお弁当にしました。(ありがたいです!)
昼のお弁当は、山菜ちまき弁当 900円です。チェックインの時に注文しました。
朝食のお弁当はこちらです。
カツサンドです。
19:00 いよいよ夕食です。
個室と相部屋で差はありますが、相部屋だって充分すぎるくらい豪華です。
信州牛のサーロインステーキ、お肉がやわらかくて、とってもおいしかったです。徳澤園、素敵すぎます!!
食後は、再びみちくさ食堂へ行き、カフェラテを飲みました。
みちくさショップで販売している「槍ヶ岳チョコレートクッキー」がついてきます。
みちくさ食堂は、宿泊者用の食堂とは別になっています。テント泊の人が多く利用していました。徳澤園でテント泊して、食事はみちくさ食堂で食べる・・・というのも良さそうです。(あこがれです・・・。)
徳澤園の良いところがもう一つありました。宿泊者は、無料で荷物を預かってもらえるのです。帰りに使うお風呂セットなどの必要ないものを徳澤園に預けて蝶ヶ岳に登り、蝶ヶ岳ヒュッテに1泊後、下山してから荷物を受け取ることができました。少しでも荷物を減らしたい、へなちょこな私には重要なポイントです。本当に何から何まで・・・
徳澤園は、とっっっても素敵です!
是非また泊まりたいです。1人でも快適そうです。
ところで、徳澤園に泊まった2週間前(8月5日)に横尾山荘に泊まった私は、次のように書きました。
横尾山荘は、とっっっても快適でした!
おすすめです。しっかり睡眠をとり、一番心配だった2日目に備えることができました。またいつか、泊まりたいと思います。(槍か穂高に挑戦するとき?でしょうか・・・。)
こちらの記事のときです。
徳澤園と横尾山荘は、コースタイムでほんの1時間10分の距離です。では、徳澤園と横尾山荘、次回はどちらに泊まるのか??というと・・・
できれば徳澤園に泊まりたいです。でもコースタイムと自分の実力を考えて決めることになるのだと思います。1時間10分の差が大きい!のです。8月5日には、徳澤園に泊まるのは私の実力では無理でした。山小屋に着くのが遅くなってしまいます。
いつの日か、どちらもまた泊まりたいと思います。