前回、蛭ヶ岳山荘に泊まったときは、朝食だけ自炊しました。こちらの記事のときです。
今回は、初めて素泊まりし夕食朝食ともに自炊することにしました。料金は次のようになっています。
利用料金(2019年10月より)
1泊2食付8,000円(小学生以下4,000円)
1泊1食付7,000円(小学生以下3,500円)
1泊素泊り6,000円(小学生以下3,000円)
お弁当500円(お赤飯)宿泊者のみ提供
休憩料金200円(トイレ使用可)ランチメニュー(ご予約無しでもOKです!)
カレーライス 1,000円
割引もいろいろあります。HPから引用します。
蛭ケ岳山荘では宿泊者に各種サービスを行っています。
5歳まで無料。6歳~小学6年生まで半額。80歳以上は無料。
蛭ヶ岳友の会1000円、山と渓谷カード500円、
山岳保険では都岳連500円、、労山500円、
新ハイキング500円、日山協山岳共済会500円、
以上がそれぞれ割引となります。
山岳保険の割引があるので、素泊まり5500円でした。地元 神奈川県に住んでいるため、交通費は片道1000円以下の私にとって気軽に泊まれる料金です。
ところで、ブログの記事を書くために蛭ヶ岳山荘のHPをチェックしたら・・・
新しくYouTubeがアップされていました。これを見ると蛭ヶ岳山荘の様子がとってもよくわかります。ダイヤモンド富士の日の様子も紹介されていました。見ればきっと泊まりたくなります。 以下、引用します。
2020年2月29日 蛭ヶ岳山荘の動画をホームページにUPしました。
この動画を見て蛭ヶ岳山荘に興味を持ち、実際にご宿泊頂いた方は
2020年4月20日迄宿泊料金から200円を割引致します。
宿泊料金をお支払い頂く受付時に「動画を見て来ました。」
とお伝え下さい。
14:40 蛭ヶ岳に到着し、蛭ヶ岳山荘にチェックインしました。
私の場所は、前回と同じ 2段ベットの2階のような場所でした。
下の写真は、前回撮ったものです。
前回は、ハシゴの両側を私と友人で使いました。今回は、私とソロの女性でした。蛭ヶ岳の夜景の評判を聞いて名古屋から来たそうです。
蛭ヶ岳山荘に泊まるのは4回目ですが、今回は過去最高に宿泊者の数が多いです。
「今日は混雑しているのですか。」
と聞くと、
「満床です。布団一人1枚のギリギリの人数です。」
とのことでした。
塔ノ岳の尊仏山荘も丹沢山のみやま山荘もいっぱいで断られ、蛭ヶ岳山荘に来た方もいたみたいです。(3連休ですし、塔ノ岳はダイヤモンド富士の日ですから。)
常連さんらしい方も
「こんなに混雑しているのは初めてだ。」
と言っていました。
とはいっても、通路がきちんと確保されていますし、私の場所は2段ベットのような場所なので、それほど混雑している感じはしませんでした。
蛭ヶ岳山荘の定員は81名です。この日の宿泊者は40名くらいだったのだと思います。
長いハシゴの上の2階にも人が泊まっているのは初めて見ました。
夕日の時刻の前に、自炊室へ行き・・・
コーヒー休憩にしました。
さらに、夕日を見た後は自炊室が混雑するのでは??と心配になり、かなり早めの夕食を食べることにしました。(5時前に・・・。)
夕食「カレー豆乳スープパスタ」
今日のメニューは、「カレー豆乳スープパスタ」です。
こちらの記事で書いたレシピをアレンジしました。
ペンネは、ゆで時間3分の「早ゆでペンネ」です。( 下の写真は家で出発前に撮りました。)
すべての材料をクッカーに入れてかき混ぜ、加熱するだけです。
おいしくできました。
・・・でも、食べてから失敗に気がつきました。
ペンネの一部が、クッカーの底に焦げついていたのです。
失敗の原因は、次の2つだと思います。
1.ペンネを先に入れて、後からソーセージを入れたので全体がよくかき混ざらず、底にペンネがたまっていた。ソーセージの量が多すぎ・・・。
2.ぐつぐつしてから、きっちり3分計ってしまった。ペンネのゆで時間は3分だけど、もっと短時間でも充分に柔らかくなっていた。
チタンクッカーは、焦げつきやすいので長時間の加熱には向きません。もっと気をつけるべきでした。加熱時間を減らすために、ペンネをあらかじめ水につけておくなどの工夫も必要でした。つい最近、焦げついて買い換えたばかりなのに・・・。
食べ終わった後は、スプーンで必死で焦げをはがしました。翌日の朝食を作るには問題ないくらいにはなりました。でも、黒い部分が少し残り、完全に落とすことはできませんでした。(さすがに、今回は買い換えるのはやめました。これからも我慢して使います。)
ちなみに、蛭ヶ岳山荘のこの日の夕食はおでんでした。蛭ヶ岳山荘の夕食は、おでんかカレーのどちらかです。
蛭ヶ岳の夜景
蛭ヶ岳といえば・・・夜景です!
7時過ぎ頃に外に出ました。
絶景です!!
でもやっぱり、夜景は写真の技術がないと素晴らしさが伝わりません。生で見ると、本当に素晴らしいのですけど・・・。
(夜景だけでなく、夕日も朝日も私の写真では美しさが伝わらない・・・といつも思っています。)
朝食「トマトとツナのリゾット」
朝食は、 味の素クノールカップスープのレシピを参考にしました。
材料は、サトウのごはん小盛り(150g)、シーチキン、クノールカップスープ「トマトのポタージュ」2袋、水(約300ml)です。
すべての材料をクッカーに入れてかき混ぜて、加熱するだけです。
焦げ付かないように気をつけて、加熱しながら念入りにかき混ぜました。
おいしくできました。チーズがあれば、もっとおいしかったと思います。
自炊室の中の様子を出発前に撮りました。
自炊室が混雑するのではないか?と心配したのですが、順番待ちをするようなこともなく、困ることは全くありませんでした。
食事時間が自由なので、自炊は快適!です。自炊室で登山者のみなさんと交流するのも楽しいです。倹約にもなります。
欠点は、荷物が重くなってしまうことです。でも、私にとって苦手な下山のときには軽くなるので、それほどキツくは感じませんでした。
またの機会に、他の山小屋でも自炊にチャレンジしたいと思っています。