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3回目の甲斐駒ヶ岳① 黒戸尾根を往復する 2020.8.13~8.14

黒戸尾根往復の理由

私にとって、3回目の甲斐駒ヶ岳に登ってきました。

1回目は、2016年8月 北沢峠から往復しました。

2回目は、2019年9月 黒戸尾根から登り北沢峠に下山しました。 

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そして、今回は初めての黒戸尾根往復です。

黒戸尾根往復が1番難易度が高いです。下山が苦手な私は、できれば北沢峠に下山したかったのです。でも、今年は北沢峠までのバスが運休しているため、他にルートはありません・・・。

4月から山登りは自粛していたけれど、4~6月は私にしてはたくさん走ったので・・・ (7月は忙しさに負けて月間走行距離が激減しましたが・・・。)

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きっと、昨年よりも体力はついているはず!と信じて挑戦することにしました。

毎年一緒に富士山に登っている友人との2人登山です。(今年は富士山には登れません・・・。ちなみに、友人は私よりは体力があります。フルマラソンも私よりは速いです。)

登山計画

8月13日(木)(コースタイム 6時間40分)
尾白川渓谷駐車場→2:30→笹ノ平分岐→2:00→刀利天狗→1:00→五合目→1:10屏風岩→七丈小屋(泊)

8月14日(金)(コースタイム 8時間)
七丈小屋→1:00→八合目御来迎場→1:30→甲斐駒ヶ岳→0:50→八合目御来迎場→0:40→七丈小屋→0:40→五合目→0:40→刀利天狗→1:10→笹ノ平分岐→1:30→→尾白川渓谷駐車場

尾白川渓谷駐車場から七丈小屋へ 

今回初めて車で登山口まで行きました。友人の運転です。

尾白川渓谷駐車場までは、中央道の須玉インターから約20分と比較的近く、道は舗装されていてわかりやすいです。私でも自分で運転して行けそう!と思いました。 

7:10 駐車場に到着しました。車はまだ少ないです。

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7:40 登山開始。

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ここから七丈小屋までは、コースタイム6時間40分ありますが、途中に水分補給する場所もトイレもありません。
竹宇駒ヶ岳神社です。今年も参拝してから登ります。

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吊り橋を渡ると、本格的な登山道のスタートです。

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吊り橋から見下ろした尾白川です。川遊びをしている人達がいました。

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ヤマジノホトトギスです。去年も写真を撮りましたが今年も撮りました。今年のほうがたくさん見つけました。

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10:00 笹の平分岐です。横手登山口からの道と合流します。

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登山口の標高は770mと、あまり高くないので暑いです。しばらくは樹林帯の歩きやすい道が続きますが、大量の汗をかきます。水分は多めに必要です。

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12:00 1930m地点にある刃渡りです。ここで、展望が開けるはずですが・・・昨年に続いて今年もガスガスです。

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刃渡りの手前でトレッキングポールを片付けることをおすすめします。

この後は、これでもかっ!!というくらいハシゴが続くからです。

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12:25 刀利天狗(とうりてんぐ)です。黒戸尾根は、修験者たちによって開かれた信仰の道です。登山道のあちこちに石像や石仏があり、守られているような感じがします。

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この後、五合目までかなり下ります。せっかくたくさん登ったのですけどね・・・。

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13:15 五合目です。ここで、これから登る山並みが見えるはずですが、昨年に続いて今年もガスガスです。

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なんて神々しい!!ここから長いハシゴを登ります。(写真右下から。)

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周囲には石像や石仏や剣がたくさんあります。

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14:20 七丈小屋に到着。

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七丈小屋については、別記事に詳しく書きたいと思っています。 

 

七丈小屋から山頂へ

4:45 翌日の早朝、第2テント場で御来光を見るために、七丈小屋を出発しました。(小屋からテント場まで徒歩5分くらいです。)

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5:05 御来光です!

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富士山と鳳凰三山も(オベリスクも)くっきり見えます。

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ここから上は、ずーっと、

どこを見ても絶景続き!でした。

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この後、垂直の鎖場や岩の急登が次々と登場します。

足の置き場はきちんとついているのですが、一歩が大きくて、足が短い私には少しキツイ場所もあります。

でも、昨年よりも楽に登れるようになった気がしています。

(使わない荷物を小屋に置いて登ることができたので、その分楽だった・・・ということもあります。)

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6:45 八合目御来迎場です。かっこいい!大好きな場所、大好きな景色です。

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ずっと絶景に恵まれて、幸せでした。

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7:15 駒ヶ岳神社です。右上に見えるのが山頂です。

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7:25 登頂!

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360°の眺望に恵まれました!どこを見てもすてきです。
後ろに見えるのは、仙丈ヶ岳です。

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最高です!!

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山頂を存分に堪能し、8時頃に下山を開始しました。
北沢峠からのバスが運休しているため、山頂がすいているのも良かったです。

尾白川渓谷へ下山 

下りは、登りと同じコースです。

9:40 七丈小屋に戻ってきました。

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小屋番さんが、掃除と除菌作業をしているところでした。有り難いことです。

休憩して、荷物をリュックに入れ直し、さらに下山します。

12:00 昨年も昨日もガスガスだった刃渡りからの景色です。

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こんなにすてきな景色が見られたのですね!

実は、この後、大幅にペースダウンしました。多くのトレイルランナーに抜かされました。(日帰りで黒戸尾根を往復する人もいるようです。尊敬します。)

下りが苦手な私は、黒戸尾根を往復するには、まだまだ体力が足りていなかったようです。

15:55 コースタイムを大幅にオーバーして、やっと登山口にたどり着きました。

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「尾白の湯」へ行きましたが、入場制限していることもあり、入り口前に行列ができていました。(川遊びやキャンプをしたみなさんだと思います。)

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諦めて、トイレで着替えだけして帰りました。さらに帰りは中央道の渋滞にはまりました。(もっと早く下山できていれば・・・。)

こちらは、「尾白の湯」がある「べるが」の看板です。時間に余裕があればゆっくりするといいかもしれません。登山口から車で5分くらいでした。

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もっと速く、長い時間、長い距離を歩くことができる体力が欲しい!と心から思いました。次に甲斐駒ヶ岳に登るときには、もっと鍛えてから行きたいです。甲斐駒ヶ岳は大好きな山です。黒戸尾根も大好きです。

必ずまた登りに行きます!!

3回目の甲斐駒ヶ岳② に続きます。  

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