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西丹沢滝めぐりと畦ヶ丸登山 下棚の滝と本棚の滝を堪能する 2022.8.3 

せっかく畦ヶ丸に登ったのに、

落差約40mの「下棚(しもんたな)の滝」と落差約60mの「本棚(ほんだな)の滝」を見逃したことに帰宅後に気づき・・・

www.henatan.com

あまりにも悔しかったので、リベンジしてきました。今度こそ、

「西丹沢滝めぐりコース」に行きます。

www.yamakita.net

↑ こちらのページから一部引用します。

滝パワーと森林浴で、心もカラダもリフレッシュ

小さな橋を渡りながら西沢渓谷を進むと、落差約40mの「下棚の滝」が分岐まで戻り、さらに進むと今度は落差約60mの豪快な「本棚の滝」が目に飛び込んできます。

さらに今回は、初めて車で行くことにしました。

西丹沢ビジターセンターまでの道には、「すれ違い困難」な場所が数カ所あります。運転が決して得意ではない私は、今まで避けてきました。

また、駐車場が少ないので満車になり、停められない心配もありました。

でも、連日の猛暑です。少しでも涼しい早朝に行きたいです。

バスの時間を気にせずに中川温泉に入りたいです。

平日の早朝ならきっと大丈夫!と期待して決断しました。

5:30頃 西丹沢ビジターセンター前に到着。

私よりも前に到着していた車は、1台だけでした。(私が2番です。)

良かったです。

これで、夏の平日の早朝なら、駐車場は空いていることがわかりました。(この日は運が良かっただけかもしれませんが・・・。)

土日はすれ違いも心配なので、今後も電車とバスにしようと思いますが、平日に来られるときには車にしようと思います。

やっぱり早朝は涼しくて快適です。

まだビジターセンターは開いていないのですが、トイレは使えました!

ありがたいです!

少し手前の外のトイレを使う覚悟で来ていたので、嬉しいです。

(閉館日はどうなのか?はわかりません。)

5:52 橋を渡って登山開始です。

正面に見えるのが畦ヶ丸でしょうか。

5:57 第一堰堤です。

前回、雨の中、動揺していて・・・ここですでに

行き止まり??と思い不安になったのでした。雨が降っていなくても流れは速いのですね。

左側に階段があります。

階段を上って下りると、川原の広いスペースになります。ここで、私より前に来ていた人達が釣りをしていました。

6:02 第二堰堤です。

丸太橋が多いです。

そして、晴れていても、沢を渡るためには足首まで水に入る必要があることがわかりました。前日までの天候によると思いますが、少なくとも2ヶ所以上は・・・。

トレランシューズでジャブジャブ水に入ることに、もう抵抗がなくなりました。冷たくて気持ちいいです。

滑りやすい岩の上を歩くよりも、流れがなくて平らな水の中を歩いたほうが安全な場合もあると思いました。

6:14 第三堰堤です。

6:20 ここも、確か足首まで水に入って渡渉したポイントです。

6:27 第四堰堤です。

ちなみに、第一堰堤から第四堰堤は、西丹沢ビジターセンターの過去ブログで復習し、写真を見比べました。たぶんあっていると思います・・・。「小滝」がわかりませんでした。またいつか、リベンジします。

nishitanzawashizenkyoushitsu.blogspot.com

6:30 ベンチがあります。休憩ポイントです。

ここは、「山と高原地図」でコースタイム40分の場所です。

6:33 いよいよ下棚沢出合です。下棚方面へ、沢沿いを歩きます。

見えました!

さらに近づくためには、足首まで水に入って進む必要があります。迷わず行きます。

 

6:38 下棚の滝です!

大迫力!

動画も撮ったのですが、それをブログにアップする方法がわからず・・・残念です。

6:45 分岐に戻って橋を渡り、畦ヶ丸方面へ進みます。

6:56 次は、本棚沢出合です。沢沿いを本棚方面へ進みます。

こちらは、近づくためには深さ20㎝くらいは水に入る必要がありました。滑りやすい岩もあるので注意が必要です。

7:03 本棚です!

豪快!!

丹沢にこんな素敵な滝があったのですね。

7:10 分岐に戻って再び畦ヶ丸方面へ進みます。

このあたりの標高は、まだ700mくらいです。登山はこれからです。

7:30 ここは、山頂までの最終ベンチです。

8:02 善六ノタワです。樹林帯の道を登って行きます。

8:48 ベンチが見えたら山頂です。

8:49 畦ヶ丸 登頂!

山頂には、いくつかのベンチがありますが、ここでは休憩しません。

今の季節、外で食べ物や飲み物を出すと、虫が集まってしまうからです・・・。

少し歩いて避難小屋へ行きます。

中に入って休憩します。

この避難小屋、きれいで本当に快適です。窓には網戸がついているので、虫が集まってくる心配はありません。ドアは、重りで自然にしまる仕組みになっています。誰かがドアを閉め忘れて虫が入る心配もありません。

ドアにはこのように注意書きが貼ってあります。

でも、私が来たとき、すべての窓が開いていたのです。(網戸は閉まっていました。)

山の上の避難小屋は、もしも天気の悪い日が続いたら、数日間、誰も来ないかもしれません。そんな中、台風などの暴風雨があれば、中に雨が降り込んでしまうかもしれない・・・ということだと思います。

9:12 すべての窓を閉めてから出発しました。

山頂に戻り、今回は登りと同じ道を下山します。

平日ですし、登りでは誰にも会わなかったので、下山もかな?と思ったらそんなことはなく、ソロの男性3人と男女2人組とすれ違いました。

下山でこの道を歩くのは初めてなので、念のため地図とコンパスで何度も現在地と方角の確認をしながら慎重に進みました。

それでも途中で1回、道を間違えそうになりました・・・。

逆から歩くと、景色が違うのですよね。

11:07 第一堰堤を越えたところの川原です。

正面に見えるのは、檜洞丸でしょうか。

11:13 戻ってきました。

橋の下の川原では、たくさんの人達が川遊びをしていました。

西丹沢ビジターセンターです。

実は、下山中にすれ違った男女2人組の女性(年配の方)から、

「ベニシュスランって、どのあたりで見られるのですか?」

と聞かれ、わからなかったのでずっと気になっていました。

ビジターセンターのカウンターに、私も持っているこちらの本があったので調べてみると、確かに載っています。

一部、引用します。写真を見ると、かわいらしい花です。

ベニシュスラン(紅繻子蘭)

常緑樹林帯のやや湿ったところに生える多年草。(中略)丹沢では少ない。

花期 5~7月 高さ 4~8㎝ 環境 湿った岩場や林床

あんまり気になったので、ビジターセンターのスタッフの方に聞いてみました。

すると・・・。

「畦ヶ丸ですか?ベニシュスランは、聞いたことないですね。

このあたりも、昔はランがたくさんあったんですけどね、○○ランや、○○ラン(具体的なランの名前は忘れました。)

ランは人気があるからとられちゃうんですよ。」

 

えええっっっ!!

衝撃の事実です。

蛭ヶ岳のほうもね、昔はランがいっぱいあったんですよ。ごっそり持って帰る人がいて、今ではほとんど見られません。」

とも・・・・・。

驚きました。でも、勉強になりました。

最近は、山の植物をとってはいけないことは常識?になってきていると思うのですが、昔はそうではなかった・・・のですね。きっと。

「丹沢に咲く花」の表紙に書いてあるように、

この豊かな自然を残したい、と心から思います。

 

今回は、車で来ているので、ゆっくり中川温泉に入れます。

11:45 「ぶなの湯」到着。

嬉しいことに、完全貸し切り状態で利用できました。快適でした。

平日のこんな時間に温泉に入る人なんて、めずらしいのかな?と思ったら、そんなことはなく、私が出たときに、キャンプ帰りらしい人達が入ってきました。タイミングが良かっただけですね。

近くにはキャンプ場がたくさんあり、川遊びをしている人がたくさんいます。帰る前に利用する人が多いのではないかと思います。

 

ガーミンの記録です。避難小屋で休憩したときだけ止めました。

マップを見ると、下棚の滝と本棚の滝の部分がよくわかります。

心拍数を見ると、余裕ありそうに見えます。

沢を渡るときには、どこを歩けば安全か?じっくり考えたり、何度も地図で現在地を確認したり方角を確認したりしながら慎重に歩いたので、私の実力では、このスピードで仕方がなかったかなと思います。

西丹沢の山々は奥が深いです。

西丹沢まで車でも行けることがわかったので、これからはもっと通おう!と考えています。

 

※西丹沢の山々は、初心者向きではありません。道がわかりにくかったり、滑って転びやすかったり、滑落の危険があったりする場所がたくさんあります。東丹沢の山々などで経験を積んでから、または経験者と一緒に行くことをおすすめします。