17回目の富士山①の続きです。
富士山は、私が一番好きな山です。ときどき一緒に山に登る友人と
「体力が続く限り毎年登ろう!」
と約束し、登り続けています。今回は、その友人との2人登山です。
御殿場ルートからは、2018年に登ったとき以来です。
このとき、赤岩八合館に泊まろうと思ったら満室で泊まれず砂走館に泊まりました。
今回も同じです。赤岩八合館が満室だったので、砂走館にしました。
新六合目の半蔵坊の小屋番さんが、
「富士山の山小屋は上からうまる。」
と言っていましたが、その通りです。
12:53 六合目です。この頃、少しですが雨が降ってきました。
標高2830mのはずですが・・・私のガーミンでは、2749m。
ガーミンの標高は、あてになりません・・・。
13:33 標高3000m地点では、ガーミンの標高は2899mでした。
13:52 七合四勺 わらじ館です。
下山中に、わらじ館の前を通ったとき、登山ツアーらしき人達が、みんなでスイカを食べていて、おいしそうでした。
13:58 砂走館に到着。ここに泊まります。
この時間、小屋から見下ろすと、景色は真っ白でした。
小屋の前には、富士登山駅伝のスタッフの自衛隊のみなさんが大勢いました。
最後の片付けと下山の準備をしているところみたいでした。
左の写真が私達が泊まったスペース。2階の1番奥です。
ちなみに、山小屋の泊まるスペースって、早く到着した人から良い場所を使わせてもらえることが多いと思います。
富士山の場合、山頂で御来光を見るために夜中に出発する人は入口の近く、小屋で朝食を食べてからゆっくり出発する人は奥です。
私達は、小屋の前で御来光を見てから、朝食を食べて出発です。
以前は私達も、山頂で御来光を見ていたこともありました。でも、山頂は御来光を見る人達でとっても混雑するのです。
混雑が嫌いな私と友人は、山頂で御来光を見ることをやめて、もう10年以上小屋の前で見ることにしています。御来光は、頂上で見ても、小屋の前で見ても、同じくらいきれいです。
夕食も朝食も5時からでした。
砂走館は、小屋の前にベンチやテーブルがあるのがいいです。天気が良ければここで食事をすることもできます。
こちらは砂走館のトイレです。
御殿場ルートのトイレ、今年はどこも300円になっていました。前回来たときは200円でした。
富士山のトイレは、頂上が300円でその他は200円が基本だと思っていたのですが、変わったのですね。ちなみに、富士宮ルートは今年も200円でした。
御殿場ルートは、使う人数が一番少ないですから、維持するためには仕方がないのかもしれません。(宿泊者は、1回目だけ払うシステムになっています。)
今日はガスガスで景色は見えないな・・・と思っていたら、
夕食前に虹が見えました!ラッキー!
そして、夕食後に再び外に出ると、影富士が見えることに気がつきました。
こちらは、影富士と宝永山です。
見上げると、上の方の雲が晴れてきていました。
これは、セルフサービスでおかわり自由の夕食カレーです。
この写真は1回目で、この後、しっかりおかわりもいただきました。
夜、星と夜景を見るために何度か外に出てみました。
予想以上によく見えました!
夜中2時頃、御来光を頂上で見る人達が登るので、ライトの列が見えるかな?と思って見上げると・・・
少ないです。さすが御殿場ルートです。上の方の特に光っている部分は赤岩八合館だと思います。ほとんどの人が、小屋に残って寝ていました。
4:50 もうすぐ御来光の時間です。ちょっと見えてきました。
4:55 半分くらいです。
4:56 やりました!まん丸に見えました。
大満足です。
見下ろすと、宝永山と双子山がきれいに見えました。
5時になったので、小屋に戻って朝食にしました。白いご飯はセルフサービスです。
これは、友人が撮った小屋の前で御来光を見ているみなさんの様子です。
すてきな写真です。
砂走館は、ベンチに座ってのんびり御来光が見られていいですよ。
御殿場口五合目から砂走館までのガーミンの記録です。
こんなに歩いたのに、距離はたったの4.1㎞!と、ちょっと驚きます。
富士登山駅伝の応援をしながら登ったので、途中で何度も止まっています。
17回目の富士山③に続きます。