紅葉の涸沢① の続きです。
11:15頃 テント受付に到着しました。

受付時間は、15:00~17:00です。
先に場所を選んでテントを張ることにします。
たくさんある中から、平らで張りやすそうな場所を選んでザックを置き、
コンパネ板を取りに行きました。

そして、運ぼうと思ったら・・・・・
重くて運べません!
でも、少しでも快適に寝るために、コンパネ板を使いたいのです。
そこで、受付小屋のすぐ近くに張ることにしました。
ここです。

板を持ち上げることはできませんでしたが、立てた状態でじわじわと動かして、
ここまで運ぶことができました。
結果的に、この場所はとても良かったです。ベンチがわりになる岩や荷物を置きやすい岩があって快適でした。
設営完了!

ところで、張り終わった頃にソロの女性から声をかけられ、
「一人ですか?コンパネ自分で運んだんですか?」
と驚かれました。
その方は、コンパネ板を使わなくてもよい場所を選んだそうです。
私は、この距離が限界でした。
多くのソロの女性は、コンパネ板を運ぶことが難しいと思います。
その後、二人組で運んでいる女性を見かけました。
翌朝には一人で片付けている女性を見かけました。私よりも遠くから運んでいましたが、私と同じように立てた状態でじわじわ運んでいました。
12:00頃 私のテントと涸沢小屋です。

テントがまだ少ないです。
お腹がすいたので涸沢ヒュッテへおでんを食べに行きます。

絶景を眺めながらのおでんは最高です。


涸沢ヒュッテでは、水をくむことができます。

涸沢小屋へも行きます。

絶景を眺めながら豚汁とあげもちを食べました。

涸沢小屋からテント場を見下ろすと、本当にテントの数が少ないことがわかります。

時間がたっぷりあるので、ハイキングをすることにします。
いつか奥穂高岳に登るときのための下見(途中まで)をかねています。
12:55頃 まず、涸沢小屋の前から奥穂高岳方面へ行きます。

ペンキの○印が短い間隔でついていますが、天気が悪くて視界が悪いときには間違えそうなので要注意だと思いました。


ザイデングラートまでは行きません。
13:25 ここ(パノラマ分岐)を今日のゴールにして見晴岩方面へ戻ります。

見通しの良い岩の道を歩いて下ります。

13:43 見晴岩です。

テント場が見えますが、テントの数はまだ少ないようです。

14:10 テントに帰ってきました。

あとは、コーヒー休憩をしてのんびり過ごしました。

今回は、パーゴワークスのトレイルポットR500のデビューでした。
シリコンキャップが使いやすくていいです。買って良かったです。
今回は、できるだけテント泊装備を軽くしたかったので、夕食も朝食もモンベルのリゾッタとカップスープにしました。


涸沢は、電波状況が良くありません。ホワイトボードの掲示板がありました。
昔の駅の伝言板みたいですてきです。(若い人は知らないと思いますが・・・。)

15:00過ぎ、テント受付をして許可証をつけました。

15:25 この時間になってもテントの数は少ないです。

この日のテントの数は、全部で50張くらいだったと思います。
だんだん気温が下がって風が出てきたので、17:00前に夕食を食べてしまいました。
17:00 コンパネ板は大量に残っています。

17:00過ぎると、雲が上がってきました。


気温は約8℃です。
18:00 私のテントの前から撮りました。

翌朝10月14日は、暗い時間に起きて5:00頃に朝食を食べました。
ちょうどそのとき、涸沢ヒュッテからは
「おはようございます。5時の朝食の用意ができました。」
という放送が聞こえてきました。
涸沢といえば、モルゲンロート(朝焼け)が有名です。
涸沢ヒュッテのHPには
と書いてあり、見頃時刻も載っています。
5:50頃のはずでしたが、ガスガスで見ることができませんでした。
5:30頃 テントの前から涸沢小屋を撮りました。

5:44 雲は増える一方です。

空の様子を見ながらテントの撤収をし、ときどき写真を撮りました。
5:55 空が一番赤くなっている写真がこちらです。

今回、初めて涸沢カールでテント泊をし、紅葉を楽しむことができましたが、
モルゲンロートを見ることができなかったことが悔やまれます。
いつか必ずリベンジしようと思っています。
紅葉の涸沢③ に続きます。