※当サイトのリンクにはプロモーションが含まれます

登山×防災 お役立ちレシピ「山の即席ラザニア」を作ってみた ~「山と渓谷」2019年8月号より~

やっと梅雨が明けそう・・・だと思ったら台風が近づいてきました。せっかくの土日なのに、山に登れません。

そこで、家で山ごはん作りに挑戦することにしました。

山と渓谷」2019年8月号 p.160より 

山と溪谷2019年8月号「南アルプス」

山と溪谷2019年8月号「南アルプス」

 

登山×防災 お役立ちレシピ 第3回レトルト食品

 1泊までの登山、発災直後に「山の即席ラザニア」です。

材料(2人分・20㎝フライパン使用)

ミートソース 1袋(2人前)

A 乾燥マッシュポテト 1カップ バター 10g 塩・こしょう少々

牛乳 400ml

餃子の皮 20枚

ピザ用チーズ 3分の2カップ 

スーパーで材料を買ってきました。

f:id:henatan:20190727092535j:plain

1 Aを深めの皿などに入れておき、沸騰直前まで温めた牛乳を注ぎながら、滑らかになるまでかき混ぜる。(ホワイトソースになる。) 

 私はAをボールに入れて作りました。

f:id:henatan:20190727092858j:plain
f:id:henatan:20190727092926j:plain

ちなみに、見た目はホワイトソースっぽいですが、味はマッシュポテトです。

2 フライパンに餃子の皮を5枚並べ、ホワイトソースを半量入れて、餃子の皮5枚を再度重ね、ミートソース半量をまんべんなく塗り広げる。これをもう一度繰り返して4層にする。

f:id:henatan:20190727093320j:plain
f:id:henatan:20190727093341j:plain
f:id:henatan:20190727093409j:plain

使っているフライパンは、アウトドア用ではなく、家庭用の普通のフライパンです。

私が愛用しているのは、ビタクラフトのこちらです。 

ビタクラフト フライパン 20cm ソフィアII 1740 ブラック

ビタクラフト フライパン 20cm ソフィアII 1740 ブラック

 

とても気に入っているので、20㎝と26㎝の2つ持っています。

3 ピザ用チーズを乗せて中火にかけ、ふつふつとしてきたら蓋をして弱火で15分ほど加熱する。 

f:id:henatan:20190727093932j:plain
f:id:henatan:20190727093956j:plain

できあがりです!
ぐつぐつとおいしそうなのですが、なんだか見た目に違和感があります。

なぜか?フライパンで作っているので、焦げ目がないのです。本物のラザニアには、オーブンで焼くので表面に焦げ目ができます。やっぱり焦げ目があったほうが、よりおいしそうに見えるはずです。

そこで思い出したのが、「山と食欲と私」10巻です。 

山と食欲と私 10 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 10 (BUNCH COMICS)

 

主人公の鮎美ちゃんが、 ビンゴ大会で当たったトーチバーナーを使っていろいろな料理を炙るのです。こんな感じのトーチバーナーでした。 

新富士バーナー パワートーチ RZ?720ES(バーナー本体のみ)

新富士バーナー パワートーチ RZ?720ES(バーナー本体のみ)

 

私もたまらなく炙りたくなりました!!

炙ったら、きっともっとおいしくなると思います。(残念ながら、私はトーチバーナーを持っていませんが・・・。)

味について 

編集部で作ってみました!

代用品とは思えないおいしさにビックリ!

と、書いてあります。その通りです。おいしいです! 

でも、本物のホワイトソースではないし、本物のパスタではありません。マッシュポテトと餃子の皮のおいしさだと思います。餃子の皮の独特のもちもち感が合っているのです。また、ミートソースの味が充分に濃いので、塩・こしょうはなくても良いと思いました。(個人の感想です。)

登山×防災に向いているか?

向いていないと思います。(個人の感想です。)

材料の中に、未開封でも冷蔵保存したほうが良いものがあります。バターと餃子の皮とチーズです。だから、「1泊までの登山、発災直後」となっているのだと思いますが、暑い夏に持って行くのには向きません。(凍らせたペットボトルと一緒に保冷バックに入れる等の方法もありますが。)

また、フライパンの種類によっては、くっついてしまうのではないかな?と思いました。ビタクラフトのフライパンは優秀なのでくっつきませんでしたが、一番下の餃子の皮は、焦げて固くなっていました。

牛乳を温めるには、時間も手間もかかるという問題もあります。お湯を沸かすのなら、使った鍋は洗う必要がありませんし、あらかじめ沸かして保温ポットに入れておくこともできます。牛乳は、パックを開封したら傷む可能性がでてきますし、沸かした鍋は洗う必要があります。(山の上では重要ポイントです。)

登山ではなく、キャンプには向いているかもしれません。

同じ雑誌に載っていたもう一つのレシピ「カレー豆乳スープ」は、登山に向いていると思いました。こちらの記事に書きました。

www.henatan.com 

雨の尾瀬③ 至仏山で高山植物のお花畑を堪能する 2019.7.13~15 

雨の尾瀬①②の続きです。 

www.henatan.com 

www.henatan.com

 2019年7月15日 海の日 6:40頃

至仏山荘から至仏山山頂へ向けて出発しました。

f:id:henatan:20190725083546j:plain

この道は、登り専用です。 (※貴重な植物保護のためです。5月上旬から6月下旬は入山禁止になっています。)

f:id:henatan:20190725083801j:plain

至仏山荘の朝食が6時なので、朝食を食べた後、同じくらいの時間に登る方が多くいました。 晴れていたら、もっと混雑していたと思います。混雑を避けるためには朝食は食べずに早めに出発するほうが良いかもしれません。

登山道には、クサリ場もあります。

f:id:henatan:20190725090146j:plain
f:id:henatan:20190725090056j:plain

また、至仏山は蛇紋岩(じゃもんがん)が多く濡れると滑りやすいので注意が必要です。尾瀬ヶ原の木道も、雨が降ると滑りやすく危険です。実際に滑って転んでいる方を何度か見かけました。ちなみに、私の実感としては、至仏山の蛇紋岩よりも、尾瀬ヶ原の木道のほうが滑りやすいです・・・。尾瀬ヶ原の木道では、普通の靴の方もいましたが、危険だと思いました・・・。

至仏山荘には、モンベルの靴につける滑り止めが売っていました。これです。

http:///webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1129608

私は買わなかったのですが、買えば良かったかもしれません。

小雨が降り続いていたので、空は白く眺望はありません。

f:id:henatan:20190725092235j:plain

景色は見えなくても、高山植物は楽しむことができました。

これはたぶん、ミヤマダイモンジソウです。

f:id:henatan:20190725085050j:plain

たぶん、ハクサンイチゲです。

f:id:henatan:20190725092921j:plain

たぶん、ヨツバシオガマです。

f:id:henatan:20190725093005j:plain

たぶん、ジョウシュウアズマギクです。

f:id:henatan:20190725093125j:plain

オゼソウです。

f:id:henatan:20190725093233j:plain

たぶん、ホソバヒナウスユキソウです。 

f:id:henatan:20190725093341j:plain

たぶん、タカネシオガマです。

f:id:henatan:20190725093432j:plain

花の名前には自信がありません・・・。その他、名前のわからない花がたくさん咲いていて登山道の周囲にお花畑が広がっていました。

f:id:henatan:20190725095422j:plain
f:id:henatan:20190725095336j:plain
f:id:henatan:20190725095511j:plain

f:id:henatan:20190725093523j:plain

10:30  至仏山山頂です! 

f:id:henatan:20190725100600j:plain

山頂は、あまり広くないので混雑しているように感じました。

山と高原地図 尾瀬 燧ヶ岳・至仏山・会津駒ヶ岳 (山と高原地図 14)

によると、

尾瀬ヶ原と燧ヶ岳の眺めが素晴らしい

とありますが、残念ながら何も見えません・・・。休憩しないで写真だけ撮って出発しました。

11:40 至仏山山頂です。

f:id:henatan:20190725100652j:plain

ここは狭いです。写真だけ撮って出発しました。

少し歩くと、雪渓がありました。

f:id:henatan:20190725100851j:plain

登山道のそばに、思った以上にたくさんの雪が残っていて、びっくりです。

f:id:henatan:20190725100952j:plain

下山中にも多くの高山植物を楽しむことができました。

f:id:henatan:20190725101147j:plain
f:id:henatan:20190725101121j:plain
f:id:henatan:20190725101238j:plain
f:id:henatan:20190725101306j:plain

13:30 鳩待峠に到着しました。

f:id:henatan:20190725101442j:plain

ここからバスで新宿へ帰ります。
高山植物を堪能することはできましたが、至仏山山頂からの燧ヶ岳や、尾瀬ヶ原からの至仏山や燧ヶ岳を見ることができなかったことが悔やまれます・・・。

いつの日か必ず、天気の良い日にリベンジしよう!!と思ったのでした。

雨の尾瀬② 至仏山荘と尾瀬山の鼻ビジターセンター 2019.7.13~15

雨の尾瀬①の続きです。 

www.henatan.com

至仏山荘に泊まる 

7月14日14:30頃 至仏山荘に到着しました。 

f:id:henatan:20190721185318j:plain


www.tokyo-pt.co.jp

受付です。

f:id:henatan:20190721175922j:plain

私達は、2段ベッドの部屋でした。

f:id:henatan:20190721180048j:plain

2段ベッドが3つある部屋(6人部屋)に、私達5人だけの貸し切り状態でした。隣の同じタイプの部屋は、単独の男性2人だけでしたし、他の部屋も特に混雑している様子はありませんでした。

尾瀬の7月の3連休ですから、大混雑を覚悟していたのですがそれほどでもありません。きっと雨が降っているからですね・・・。

部屋でくつろいでから、お風呂に入りました。他にも入っている人がいたので写真は撮れませんでしたが、普通にきれいなお風呂でした。石けんやシャンプーは使えません。

廊下です。

f:id:henatan:20190721181100j:plain

階段です。

f:id:henatan:20190721181147j:plain

食堂です。

f:id:henatan:20190721181218j:plain

トイレは水洗です。

f:id:henatan:20190721181253j:plain

夕食です。

f:id:henatan:20190721181929j:plain

朝食です。(味噌汁もついていたのですが、撮るのを忘れました。)

f:id:henatan:20190721182020j:plain

尾瀬山の鼻ビジターセンターへ

 至仏山荘でお風呂に入った後、お隣の尾瀬山の鼻ビジターセンターへ行きました。

ビジターセンター | 尾瀬保護財団

f:id:henatan:20190721185222j:plain

尾瀬ヶ原で見た花の復習や、翌日に登る至仏山で見られる花の予習ができて、大変勉強になりました。

例えば、カキツバタらしいアヤメ科の花をたくさん見たのですが、すべてがカキツバタではなかったことがわかりました。

f:id:henatan:20190721182548j:plain

そして、このようなチラシを見つけました。今日です!

f:id:henatan:20190721182705j:plain

・・・というわけで、夕食後に再び行くことにしました。お隣なので便利です。至仏山荘でも夕食のときに放送でお知らせしていました。

イベント「尾瀬の大切な歩荷(ぼっか)さん」

荷物の積み方の実演があったり、荷物の背負い方の実演や歩荷体験があったり、(私はやりませんでした。絶対に立ち上がれない自信があったので・・・。)

f:id:henatan:20190721183022j:plain
f:id:henatan:20190721184726j:plain

楽しいイベントでした。行って良かったです。

この荷物、約60㎏です。

実際は、80㎏くらい背負っていることが多く、100㎏以上背負うこともあるそうです。これで、長い距離歩き続けるのがすごいです。歩荷さん、心から尊敬しています!リュックの重さは10㎏が限界だと思っている私には考えられない重さです。

(歩荷体験に挑戦して、立ち上がっている女性もいました。)

ビジターセンターのHPで、イベントの様子が紹介されています。

2019年7月15日-山の鼻ビジターセンターより(尾瀬の大切な歩荷さん) | 尾瀬保護財団

雨の尾瀬③に続きます。 

www.henatan.com