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低山で見かけた登山初心者の危なっかしい人たち 2024.2

「富士山で見かけた登山初心者の危なっかしい人たち」の評判が良かったので・・・

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「低山で見かけた登山初心者の危なっかしい人たち」についても書くことにしました。

主に、神奈川県の大山と東京都の高尾山で見かけた人たちです。

登山する気はなかったのに思いつきで登山道に入ってしまう人

大山と高尾山の共通点は、登山以外の目的で行く人がいることです。

大山は、阿夫利神社下社への参拝や紅葉が目的の場合、下社までケーブルカーで行くだけなら登山の必要はありません。普通の服と靴で行っても特に問題はありません。

ところが、登山する気はなかったのに、ケーブルカーに行列ができているのを見て、思いつきで女坂や男坂を歩いてしまう人がいます。

下社まで、女坂は40分、男坂は30分 と書いてあるのを見て、

その程度の時間なら・・・と

気軽に歩いてしまうのだと思います。

紅葉シーズンは、ケーブルカーのチケットを買ってから1時間待ち・・・だったりするので、歩いたほうがいい!と思うのかもしれません。

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でも、平らな道を30~40分歩くのと、山道を30~40分歩くのは全く別物です。

普通の服と靴で登山道を歩くのは危険です。滑って転んだり、足を踏み外したりしたら、大怪我につながります。

また、登山経験がない方は、時間が短いほうが早く着いて楽だと感じてしまうかもしれませんが、実際は逆です。男坂は、距離が短い分、傾斜が急で女坂よりハードなのです。

 

高尾山は、途中までは、ケーブルカーやリフトに乗ることができますし、一号路を利用すれば山頂まですべて舗装された道を歩くことができます。

一号路だけを歩くのなら、普通の服と靴で行っても特に問題はありません。
ところが、登山する気はなかったのに、思いつきで(または間違えて)他の道を歩いてしまう人がいます。

知識もなく、地図もなく、登山道を歩くのは危険です。

実際に、多くの転倒や転落の事故が起きています。

特に下りは危険だと思います。

鎌倉のハイキングコースでも、思いつきでハイキングコースに入ってしまったと思われる人を見かけることがあります。

鎌倉のハイキングコースは滑りやすい場所が多く、実は、普通の服と靴では危険です。また、道がわかりにくく、間違えやすいです。

実は私も、道に迷ったことがあります。

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脱いでもザックに入らない分厚い上着を着ている人

登山では、体温調節しやすいように重ね着をするのが基本です。

標高の違いによる気温差が大きく、気温が低くても歩いていると暑くなり、汗をかくからです。

暑くなったら上着を脱ぎ、休憩するときは上着を着るなど、状況に応じて脱ぎ着して体温を調節する必要があります。脱いだ上着は、小さく畳んでザックに入れます。

真冬の気温が低い日でも、登りでは汗をかきます。それなのに、絶対にザックに入らない分厚い上着を着て、暑そうな顔で歩いている人を見かけることがあります。

間違いなく大量の汗をかいています。中に着ているTシャツ等は、びっしょり濡れているはずです。

歩いているときは、まだいいのです。

そのままの状態で山頂に着き、休憩したら・・・

気温は低いので止まると寒くなります。汗で濡れていたら、汗冷えでガタガタ震えるくらいの寒さに感じると思います。低体温症の危険があります。

お昼頃から登り始めている人

当たり前ですが、登山道には街灯がありません。日が沈むと真っ暗になります。

木に囲まれているので、街中よりも暗くなるのが早いです。

登山初心者の場合、予定よりも歩くのに時間がかかることが多いので、早めに下山するほうが良いです。登りで体力を使い切ってしまい、下りでスピードダウンするのはよくあることです。

それなのに、私が下山完了する頃に登り始める人を見かけることがあります。

もしかして、登頂せずに途中まで行くだけのつもりかもしれませんが、人ごとながら、

今からで大丈夫なのか??

と心配になります。3時には下山完了するくらいの計画にすると良いと思います。

子どもが走ってかなり先に行っているのに放置している人

低山だけでなく、標高の高い山でも見かけることがあります。

とっても危険だと思います。

登山者が多い山でも、道迷い遭難はたくさん起きています。

大人でも道を間違えるのです。子どもが道を間違える可能性は、大人以上だと思います。

もしも、子どもが道を間違えて登山道ではない道に入りこんでしまったら・・・

想像しただけでも本当に恐ろしいです。

大人が見える範囲から離れないようにさせるべきです。

全ての荷物を大人が持ってあげているのを見かけることもありますが、

もしものことを考えると、水筒と最低限の行動食くらいは、子どもに持たせたほうが良いのではないかと思います。

道迷い以外にも、滑って転んで滑落し自力で登山道に戻れなくなる可能性もありますから。救助の人が到着するまでの間、体力を維持するための水分と食料が必要です。

地図を持っていない人

地図を持たずに、登山道にある案内の看板や道標だけを見て登山している人がいます。

危険です。

大山に登ったとき、下社の階段の下あたりで道案内の看板を見て、

「こっち行くと見晴台だって。行ってみる?」

と話している人を見て、ぎょっとしたことがあります。

その場所から、見晴台までは、登山道を歩いて片道約35分です。

ちょっと気軽に行ってみる距離ではありません。

(その人たちは、見晴台には行かないことにしたみたいだったので良かったです。)

 

「山頂まであと少しですか?」

とよく聞かれる件について、記事に書いたことがあります。

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このことからも、地図を持たずに歩いている人が多いことがわかります。

今は、便利な登山地図のGPSアプリがあります。

無料のアプリもあるので、是非活用することをおすすめします。

私自身は、紙の地図、GPSアプリの地図、ともに「山と高原地図」を活用しています。

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ニュースにはならないけれど、身近な低山で多くの山岳遭難が起きています。

山を甘くみてはいけません。

山が大好きな私としては、準備や知識不足による遭難が少しでも減ってほしいと心から思っています。

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