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登山×防災 お役立ちレシピ「山の即席ラザニア」を作ってみた ~「山と渓谷」2019年8月号より~

やっと梅雨が明けそう・・・だと思ったら台風が近づいてきました。せっかくの土日なのに、山に登れません。

そこで、家で山ごはん作りに挑戦することにしました。

山と渓谷」2019年8月号 p.160より 

山と溪谷2019年8月号「南アルプス」

山と溪谷2019年8月号「南アルプス」

 

登山×防災 お役立ちレシピ 第3回レトルト食品

 1泊までの登山、発災直後に「山の即席ラザニア」です。

材料(2人分・20㎝フライパン使用)

ミートソース 1袋(2人前)

A 乾燥マッシュポテト 1カップ バター 10g 塩・こしょう少々

牛乳 400ml

餃子の皮 20枚

ピザ用チーズ 3分の2カップ 

スーパーで材料を買ってきました。

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1 Aを深めの皿などに入れておき、沸騰直前まで温めた牛乳を注ぎながら、滑らかになるまでかき混ぜる。(ホワイトソースになる。) 

 私はAをボールに入れて作りました。

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ちなみに、見た目はホワイトソースっぽいですが、味はマッシュポテトです。

2 フライパンに餃子の皮を5枚並べ、ホワイトソースを半量入れて、餃子の皮5枚を再度重ね、ミートソース半量をまんべんなく塗り広げる。これをもう一度繰り返して4層にする。

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使っているフライパンは、アウトドア用ではなく、家庭用の普通のフライパンです。

私が愛用しているのは、ビタクラフトのこちらです。 

ビタクラフト フライパン 20cm ソフィアII 1740 ブラック

ビタクラフト フライパン 20cm ソフィアII 1740 ブラック

 

とても気に入っているので、20㎝と26㎝の2つ持っています。

3 ピザ用チーズを乗せて中火にかけ、ふつふつとしてきたら蓋をして弱火で15分ほど加熱する。 

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できあがりです!
ぐつぐつとおいしそうなのですが、なんだか見た目に違和感があります。

なぜか?フライパンで作っているので、焦げ目がないのです。本物のラザニアには、オーブンで焼くので表面に焦げ目ができます。やっぱり焦げ目があったほうが、よりおいしそうに見えるはずです。

そこで思い出したのが、「山と食欲と私」10巻です。 

山と食欲と私 10 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 10 (BUNCH COMICS)

 

主人公の鮎美ちゃんが、 ビンゴ大会で当たったトーチバーナーを使っていろいろな料理を炙るのです。こんな感じのトーチバーナーでした。 

新富士バーナー パワートーチ RZ?720ES(バーナー本体のみ)

新富士バーナー パワートーチ RZ?720ES(バーナー本体のみ)

 

私もたまらなく炙りたくなりました!!

炙ったら、きっともっとおいしくなると思います。(残念ながら、私はトーチバーナーを持っていませんが・・・。)

味について 

編集部で作ってみました!

代用品とは思えないおいしさにビックリ!

と、書いてあります。その通りです。おいしいです! 

でも、本物のホワイトソースではないし、本物のパスタではありません。マッシュポテトと餃子の皮のおいしさだと思います。餃子の皮の独特のもちもち感が合っているのです。また、ミートソースの味が充分に濃いので、塩・こしょうはなくても良いと思いました。(個人の感想です。)

登山×防災に向いているか?

向いていないと思います。(個人の感想です。)

材料の中に、未開封でも冷蔵保存したほうが良いものがあります。バターと餃子の皮とチーズです。だから、「1泊までの登山、発災直後」となっているのだと思いますが、暑い夏に持って行くのには向きません。(凍らせたペットボトルと一緒に保冷バックに入れる等の方法もありますが。)

また、フライパンの種類によっては、くっついてしまうのではないかな?と思いました。ビタクラフトのフライパンは優秀なのでくっつきませんでしたが、一番下の餃子の皮は、焦げて固くなっていました。

牛乳を温めるには、時間も手間もかかるという問題もあります。お湯を沸かすのなら、使った鍋は洗う必要がありませんし、あらかじめ沸かして保温ポットに入れておくこともできます。牛乳は、パックを開封したら傷む可能性がでてきますし、沸かした鍋は洗う必要があります。(山の上では重要ポイントです。)

登山ではなく、キャンプには向いているかもしれません。

同じ雑誌に載っていたもう一つのレシピ「カレー豆乳スープ」は、登山に向いていると思いました。こちらの記事に書きました。

www.henatan.com