伸縮タイプのトレッキングポール
へなちょこな私は、人並み外れて握力が弱いです。トレッキングポールの伸縮と長さの調節にはいつも苦労してきました。寒くて手がかじかむ季節は特に大変でした。
調整部分をしっかりと締めたつもりでも、歩いている間に、いつの間にか緩んで短くなることがよくありました。ポールを地面についたときに、ガクンと急に短くなった経験も多いです。
山小屋に着いたときは、緩めて短くするのに時間がかかり、見かねた山小屋のスタッフの方や友人に手伝ってもらったことが何度もあります。
それでも、トレッキングポールは使ったほうが楽なので、数年前に購入した伸縮タイプのトレッキングポールを使い続けていました。
それが、こちらの登山のときに、一カ所だけ締めることができなくなり、長さの調節ができなくなってしまった(とまらなくなってしまった)ことに気がついたのです。
友人にも試してもらいましたが、ゆるゆるで全く締めることができません。登る前に気がついたので、余計な荷物にならずにすんで良かったです。車に置いて登りました。
八ヶ岳の登山なら、トレッキングポールなしでも大丈夫です。
でも、富士山は困ります。苦手な下りで、大砂走りで、トレッキングポールがなかったら・・・、とても辛いことになりそうです。今月中に富士山に登る予定なのです。
そこで、これを機会に新しいトレッキングポールを買いに行くことにしました。
折りたたみタイプのトレッキングポール
伸縮タイプのトレッキングポールは、握力の弱い私には向いていません。登山雑誌で見て気になっていた、折りたたみタイプのトレッキングポールが欲しいと思っていました。
調整部分がレバータイプになっているものも考えましたが、レバーの分、重くなります。
好日山荘 銀座店に買い物に出かけました。
https://www.kojitusanso.jp/shop/kanto/ginza/
お店の人に、折りたたみタイプで軽いトレッキングポールが欲しいことを話すと・・・
「では、この1択です。」
と紹介してくれたのが、
「SINANOフォールダーFREE 115」です。
シナノオンラインストアのHP
からおすすめポイントを引用します。
驚くほど軽い!
身軽に登山を楽しみたい方必見! フォールダーFREEはカーボン製なのでとても軽いのです。1本あたりの重量は持ってビックリわずか約192gと缶コーヒー1本分程度の軽さ!ストラップまで軽量化されているので、腕に負担がかからず歩きやすい!使わない時は超コンパクトになる!
折畳み時の長さはわずか36cm! 25リットルのザックにも、飛行機内持込のスーツケースにもすっぽり入り携帯性抜群です。組立はボタンがカチッとなるまで引き出すだけ、折りたたみはボタンを押し込むだけの簡単操作で完了。
持ってみると確かに
驚くほど軽い!です。
今まで使っていたトレッキングポールが特別に重いわけではありません。数年前に購入したとき、店頭にあった商品の中で一番軽いものを選んだのです。
それでも、この SINANOフォールダーFREE 115 のほうが断然軽く感じます。
へなちょこな私には、重要なポイントです。山道具はどんどん進化しているのですね。
何度か折りたたみの練習をさせてもらいました。これなら山小屋の入り口で、もたもたすることはなさそうです。
色は、ブルーとボルドーの2色です。迷った結果、ブルーを購入しました。専用の収納袋があるのも嬉しいです。
折りたたんだところです。
伸ばしたところです。
好日山荘銀座店では、「1択です。」と言われましたが、折りたたみタイプのトレッキングポールは他のメーカーからも出ているはずです。
帰宅後に、改めてネットでいろいろ調べてみたところ・・・
軽さ、強度、折りたたみのしやすさ、等を総合的に見ても、「SINANOフォールダーFREE 115」は、
かなり優秀!
だとわかりました。初めて使ったのは、こちらの登山のときです。
使ってみて・・・
買って良かった!と思いました。
お値段はちょっと高めですが、それだけの価値はあります。私のように握力が弱く、できるだけ荷物を軽くしたい人には特におすすめです。
8月5日~8日までの北アルプス縦走でも、とっても役に立ちました。
岩場を歩くとき、トレッキングポールを使わずに手を使ったほうがよい場面があります。そんなとき、すばやく折り畳んで収納し、再び使うときはすばやく組み立てることができました。軽くて小さくたためるので、持ち歩くときにも山小屋でも邪魔になりません。
アマゾンでもありました。

シナノ(SINANO) 登山 トレッキングポール 超軽量コンパクト 長さ調節機能付き フォルダーFREE 115 ボルドー 113416
- 出版社/メーカー: シナノ(SINANO)
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