東京都最高峰である雲取山、以前から登ってみたいと思っていました。標高2017mのため、2017年には「2017年に標高2017mの雲取山に登ろう!」と考える人達で大混雑になっていると、テレビのニュース等でも取り上げられていました。
2018年になって、今年こそ登ろう!とチャンスを狙っていました。日帰りするにはコースタイムが長いので、土曜日の山小屋は大混雑だと聞いていました。紅葉シーズンは特に混雑がひどいはずです。
それでも、曜日をずらせば、きっと混雑していない!と期待して11月11日(日)~12日(月)に登ることに決めました。今回は、友人との2人登山です。
登山計画
11月11日(日)コースタイム約6時間30分
奥多摩8:21着(JR青梅線ホリデー快速おくたま1号)
鴨沢→小袖乗越(権現平)→堂所→七ツ石小屋→七ツ石山→ブナ坂→奥多摩小屋→小雲取山→雲取山山頂→雲取山荘(泊)1泊2食7800円
11月12日(月) コースタイム約4時間30分
雲取山荘→女坂→大ダワ→白岩山→お清平(お経平)→霧藻ヶ峰休憩所→地蔵峠→妙法ヶ岳分岐→三峯神社
三峯神の湯で日帰り入浴 10:30~18:00 料金/600円
奥多摩駅から鴨沢へ
奥多摩駅を降りて、バス停に直行すると、ちょうど鴨沢行きの臨時バスが来ていました。紅葉シーズンの日曜日ですから、次々と臨時バスが出ているようでした。ギリギリまで乗客を乗せるのでバスは混雑します。それでも途中で降りる人が多く、(奥多摩湖沿いの停留所で次々と降りていきました。みなさん日帰りハイキングのようです。)鴨沢まで乗っていたのは数人でした。
もしかして、土曜日だったら鴨沢まで乗る人がもっと多いのかもしれません。
鴨沢バス停前の奥多摩湖と紅葉の様子です。
鴨沢ルートを登る
9:20頃 登山開始しました。鴨沢ルートは道が整備されていて、歩きやすい道が続きます。
平将門のお話を読みながら登りました。
9:50 村営登山者駐車場のトイレです。
によると30台駐車可能ですが、既にいっぱいでした。
10:05 登山道入り口です。
日曜日なので、下山する人と多くすれ違いました。登る人は少なかったようです。
10:25 山と高原地図に「廃屋あり」と書いてある廃屋です。
12:40 七ツ石山方面への分岐です。私達は、七ツ石小屋へ向かいました。
確かに、分岐が多いです。
七ツ石小屋
12:52 七ツ石小屋に着きました。
右側の細い通路を入ると・・・入口があります。
中に入ってみました。すべてセルフサービスです。
なかなかの品ぞろえです。
友人は、ここでお湯をわかしてカップヌードルを食べました。大きなお鍋もあります。
食器類も借りることができます。
狭いながら、充実しています!素泊まりできる部屋はこちらです。
窓を開けて空気の入れ替えをしていて、外には布団が干してありました。
テント場です。山と高原地図には、10張と書いてあります。
トイレです。
テント場を少し高いところから撮りました。
七ツ石小屋 気に入りました!ランチ休憩にとってもいいです。( ここなら泊まってもいいかも!とも思いました。)このときは、女性の小屋番さんがいました。
こじんまりした、小さい小屋です。もしかして、土曜日は混雑しているのかも?しれません。私達が小屋に着いたときは、下山中の人たちのグループでベンチがいっぱいでした。小屋を出るときには、私達の他に一人だけになっていました。
七ツ石神社から七ツ石山 奥多摩小屋へ
1:48 七ツ石神社です。
1:55 七ツ石山 山頂です。
これから歩く縦走路を見渡すことができます。 見えるって気持ちがいいです。縦走路だけでなく、よーく見ると山頂の様子も見えます。
歩きやすい縦走路が続きます。
ヘリポートです。
2:33 ヘリポートを過ぎて少し歩くと奥多摩小屋に着きました。
小屋の中を覗いた私の印象では、小屋泊をしたい人はあまりいないと思います。でも、この場所でテント泊をしたい人は多いと思うのです。この日も数張りのテントがありました。 閉鎖になると、テント泊とトイレの利用もできなくなってしまうそうで、残念です。 奥多摩小屋
テント泊とトイレ利用だけでも、できるといいのになあ・・・と思います。
雲取山 山頂へ
雲取山山頂には、避難小屋があります。避難小屋に泊まったことはないのですが、興味はあります。
外から見た感じは、きれいです。
ドアを開けて、中を覗いてみました。
中もきれいです。ここなら泊まってもいいかも・・・と思いました。(いつの日か、シュラフとマットを買ったら・・・。)このとき、既に男性が2人、中で爆睡していました。
3:30 山頂です!
思ったよりも、遅くなってしまいました・・・。休憩していると寒くなります。私と友人の他、誰もいません。時間によっては混雑するのかもしれません。
雲取山荘へ
宿泊する雲取山荘へ向かって下ります。鴨沢から雲取山山頂までの道は、よく整備されていてずっと歩きやすい道でした。
それに比べると、山頂から雲取山荘までの道は、ちょっとぬかるんでいて、石や岩が多い道です。もっと寒くなって凍結すると歩きにくいのかもしれません。
4:05 雲取山荘到着です!
明るいうちに着いて良かったです。
雲取山②③に続きます。