仙丈ヶ岳から帰ってから・・・
仕事のため1日だけ間をあけて、同じ南アルプスの鳳凰三山に登ってきました。
登山計画
2019年8月8日(木)~8月9日(金)
1日目の予定 8月8日(木)(コースタイム 4時間40分)
あずさ1号 甲府駅着8:27 山梨交通バス 広河原行き 甲府駅発9:05 夜叉神峠着10:17
夜叉神峠登山口→1:00→夜叉神峠小屋→1:30→杖立峠道標→1:40→苺平→0:30→南御室小屋(泊)2日目の予定 8月9日(金)(コースタイム 7時間20分)
南御室小屋→1:30→薬師岳→0:45→観音岳→1:00→赤抜沢ノ頭→0:10→地蔵岳→0:10→赤抜沢ノ頭→0:40→高嶺→0:40→白鳳峠→2:00→白鳳峠入口→0:15→広河原(帰り)広河原発のバスは、12:00 13:00 14:00 15:00・・・発がある。
コースタイムは、 山と高原地図 北岳・甲斐駒 で調べました。
こちらのガイドブックで紹介されていたコースです。
解説の一部を引用します。
鳳凰山は、薬師岳、観音岳、地蔵岳の3つの峰の総称で、鳳凰三山とも呼ばれる。稜線は花こう岩が風化した白砂におおわれ、地蔵岳の山頂には花こう岩の巨岩が積み重なった奇跡の岩塔、オベリスクそびえるなど、独特の景観を見せる。
甲府駅から夜叉神峠へ
甲府駅を出て、1番乗り場のバス停へ行きます。
すでに多くの人が並んでいました。
バスは2台出ましたが、そのほとんどは広河原まで乗る人達です。途中の夜叉神峠で下りたのは、2台合わせて4~5人くらい(?)だったと思います。(私も3日前に仙丈ヶ岳に行くときに広河原まで乗りました。)
甲府は暑い!!です。バスのガイドさん(?)が
「甲府の今日の天気予報は38度です。」
と言っていました。
夜叉神峠登山口バス停に到着しました。
バス停の目の前に夜叉神ヒュッテがあります。
7月にリニューアルオープンしたばかりということで、とてもきれいです。
南アルプス 夜叉神ヒュッテ – 夜叉神峠登山口 宿泊・お食事・お風呂 tel:080-2182-2992
前泊に利用したり、下山後の食事やお風呂で利用するのも良さそうです。
夜叉神峠登山口から南御室小屋へ
10:35 ここから登山道がスタートします。
なだらかで歩きやすい樹林帯の道が続きます。
このあたり、標高1400mは超えていますが暑いです・・・。暑いので、ゆっくり歩きました。
11:45 夜叉神峠です。
白峰三山の眺めが良い
と 山と高原地図 北岳・甲斐駒 に書いてある通り、確かに目の前にあるのは白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)ですが、残念ながら雲で隠れています・・・。
夜叉神峠小屋です。
下山中だったら、または気温がもっと低かったら、中に入ってコーヒー休憩をしたくなりそうなところですが、あんまり暑いのでやめました。
さらに樹林帯の道を歩きます。
13:20 杖立峠です。
なだらかな樹林帯の道が続きます。
14:40 苺平です。
あと30分です。小雨が降ってきましたが、レインウェアは着なくてすみました。
あと15分です。
15:10 南御室小屋に到着です。
南御室小屋に泊まる
ラッキーなことに、部屋は個室でした!個室Bです。私ともう一人ソロの女性と2人で使えるそうです。
青いシートは荷物を置く場所です。
カーテンをしめれば、中は見えません。中からも撮りました。
部屋の案内図です。部屋Bは、混雑するときには5人入るみたいです・・・。
この日はすいていたので、女性はみんな個室でした。男性は大部屋を広々と使っていたようです。
テント泊の人のほうが多くいました。
南御室小屋は、南アルプス天然水が使い放題なので、テント泊の場所として人気のようです。
夜叉神峠から南御室小屋までは、比較的なだらかな道が続くので、ここにテントをはって軽い荷物で登頂すると良いのかもしれません。
小屋の様子の写真をいろいろ撮ったので紹介します。
大部屋です。
食堂です。
トイレです。
受付です。
入ってすぐのところに休憩所があります。ここはバーナーが使えます。
ドリップコーヒーが飲みたかったのですが・・・残念ながら品切れ中ということで、インスタントココアにしました。
外の様子です。ベンチがたくさんあります。
クルマユリが咲いていました。
夕食のメインは、ビーフシチューです。
小屋で夕食を食べたのは、10人だけでした。6人グループと夫婦が1組とソロの男性1人と私です。
私と同室のソロの女性は・・・
ソロではなく、高校山岳部の引率の女性の先生でした。女子部員が1人だけいて、一緒にテント泊する予定だったのが、女子部員が体調不良で不参加になったため小屋泊に変更したそうです。(男子部員と引率の男性の先生はテント泊です。)
青木鉱泉から千都星山(せんとぼしやま)を通ってきたそうです。地図で調べると・・・破線道(難路)です。山岳部員は、60Lのリュックに15㎏の荷物を背負って歩いたそうです。さすが高校山岳部です!
すてきな先生と同室で、楽しいお話をたくさん聞けて良かったです。