七丈小屋から山頂へ
6:15 第二小屋の横のはしごを登って出発です。
テント場があります。
そして、テント場からの鳳凰三山と富士山の眺めがすばらしい!
八ヶ岳も見えます。
7:05 信仰の山であることを感じさせてくれます。
昨日はガスガスだったけど、気持ちよく晴れて本当に嬉しいです!
といっても・・・七丈小屋から八合目御来迎場までは、なかなかハードでした。鎖場や岩場には、足を置く石の段がしっかりついていることが多いのですが、一歩が大きく、足を大きく上げないと登れないこともありました。特に八合目の少し手前あたりが私には大変でした。(手足の長い方は問題ないかもしれません。)
7:40 そして、八合目御来迎場の2本の剣 かっこいい!!
八合目御来迎場は、修験者たちが日の出を拝んだ場所です。NHKの番組「にっぽん百名山」によると、かつての修験道の行者が不動明王の持つ剣を立てたそうです。2本の剣の長さは2mほどあります。明治の中頃に、こんな場所に剣を立てたってすごいことです!当時は今のようにしっかりしたはしごや鎖はなかったはずですから。
あんまり素敵な景色なので、少し登るごとに、何枚も写真を撮りました。
7:50 山頂にだいぶ近づいた頃、目の前にライチョウが現れました。
全部で5~6羽はいました。なかなかうまく写真を撮れなかったのですが、本当に目の前にいました。
この頃、七丈小屋を朝早く出発したみなさんが下山してきていました。七丈小屋に荷物を置いてアタックザッグで登頂したのですね。軽い荷物で登頂できるのは良いのですが、黒戸尾根から下山するのは、下山が苦手な私にはハードルが高いような気がします・・・。もう少し実力をつけたらチャレンジしてみたいものです。
8:10 駒ヶ岳神社本社です。山頂の祠(ほこら)と登山者が見えます。あと少しです。
8:15 登頂!達成感ありました。
NHK「にっぽん百名山」によると、わらじには、足が丈夫になるようにという人々の願いが込められているそうです。登拝登山のときに奉納されます。
体験!甲斐駒講登拝登山ツアー~横手道から北沢峠へ~(2泊3日) | 山梨・北杜の登山ツアー | ファーストアッセント
目の前に見える仙丈ヶ岳をバックに撮りました。
仙丈ヶ岳も、北岳と間ノ岳も見えます。鳳凰三山と富士山も見えます。八ヶ岳も見えます。 絶景です!
この先は、鋸岳です。私はたぶん一生登りません。
8:40 甲斐駒ヶ岳らしい白い砂礫の斜面を下山します。
9:00 ここは摩利支天へ行く分岐です。
摩利支天へ行くべきか?少し迷って・・・今回はやめました。往復でコースタイム20分ですが、下山が苦手な私は少しでも時間を節約しようと思ったからです。北沢峠で、余裕をもってランチ休憩をすることを選びました。またの機会に行きたいと思います。
9:15 ここは、岩稜直登コースとの分岐です。
岩の隙間を抜けるような道を歩きます。
9:45 駒津峰です。
正面には、どーんと仙丈ヶ岳です。
振り向くと、登ってきた甲斐駒ヶ岳です。やっぱりかっこいい!
ハイマツに囲まれた道を下ります。
10:35 双児山です。
樹林帯のジグザグ道を下ります。
12:20 ようやく北沢峠に到着しました! コースタイム2時間50分のところ、約3時間40分もかかりました・・・。我ながら下りの苦手さ加減がひどすぎます。
私がグループ登山に参加すると、登りは余裕があって苦しくも辛くもなく、「涼しい顔で登ってる。」と言われ、下りは必死についていく・・・ということになります。だから、自分のペースで登れる単独登山が好きなのかもしれません。
こもれび山荘でランチ休憩にします。
メニューです。
スパイシータコライスにしました。
食後にブラウニーセットも注文しました。
ゆっくり休憩して、無事に13:30発のバスに乗って帰ることができました。
台風15号が接近中でしたが、甲府駅につくまで雨にあわずにすみました。駅のホームで特急あずさを待っていたときに雨が降り始めました。ラッキーでした・・・。
甲斐駒ヶ岳は大好きな山です。必ずまた黒戸尾根から登ります。