山でレトルトカレーを食べるとき、できれば温かいご飯と一緒に食べたいです。
でも、山で食べるご飯として有名なアルファ米「尾西のご飯」は、
私には、一人で食べるには量が多すぎるのです。温めに時間がかかるという問題もあります。
「サトウのごはん」の「小盛り」はどうかな?と思いましたが、
熱湯で温めるには、「フィルムをはがさずこの面を上にして、15分以上加熱 」と書いてあります。フィルム面を上にするには、大きなクッカーが必要です。(持っていません・・・。)15分はやっぱり長いです。
短時間で、レトルトカレーとご飯を一緒に温める良い方法はないかな??とずっと思っていました。
そして、サトウ食品のHPに、「停電時のご飯の調理方法」として、とっても良い方法が載っているのを発見しました。
http://www.satosyokuhin.co.jp/inquiry/other_cooking_rice.php
引用します。
耐熱性の袋にごはんを入れ、なるべく空気を抜き、袋の口をしっかり縛ります。それを水をはった鍋に入れ、10分以上加熱してください。(沸騰してから約5分が目安)
この方法なら、小さめのクッカーでもレトルトカレーとサトウのごはんを一緒に入れて温めることができます。
まず、耐熱性の袋を探して・・・見つけました。「アイラップ」です。
アマゾンでもありました。
レトルトカレーは、「宮城の仙台黒毛和牛カレー」にしました。 (紀伊國屋で購入。)
サトウのごはん小盛りを、アイラップに入れます。
エバニューチタンクッカー(容量750ml)にレトルトカレーを入れて、その上にご飯をのせます。
水は、クッカーのマグ1杯弱(300ml弱)入りました。残ったお湯はマグに入れて、飲み物やスープにすることができる量です。
沸騰するまで約5分。沸騰してから約5分待ちました。ご飯が均等に温まるように、ときどきご飯を動かしました。
おいしくできました!
これなら、山でもカレーとご飯を一緒に温めることができます。私のクッカー(容量750ml)は、小盛りのご飯を入れるとギリギリいっぱいでした。普通の量のご飯を温めるなら、もう少し大きめのクッカーのほうが良いと思います。
日帰り登山だったら、「サトウのごはん」を使わなくても、普通のご飯をアイラップに入れて温めれば良さそうです。(今度、山で試してみます。)
「サトウのご飯」は山で2日目以降に食べたいときや暑い時期でも安心して持って行くことができて便利です。
アイラップは、工夫次第でいろいろ活用できそうです。欠点は、ご飯粒がたくさんくっついてしまったことです・・・。
追記
山で作ったときの記事はこちらです。