14:05 根石岳山荘に到着しました。
根石岳山荘 | [公式サイト]北八ヶ岳の最高峰天狗岳へ至近の山小屋
私の場所は、新館の2階でした。
下の写真のダンボールの壁の裏側です。
一人分のスペースとしては、広いです!
ふかふかの布団も嬉しいです。
(※山小屋では、かたくて重くてカビ臭い布団であることも珍しくありません。)
そういえば昨年、同じグループ(硫黄岳山荘グループ)の硫黄岳山荘に泊まったときにも、ふかふかの布団に感動しました。
充電できるコンセントと、服がかけられるハンガーもあります。
超快適!!
案内していただいたときに、
「ここ(新館2階)は、もしかして女性だけですか?」
と聞くと、
「男の子が一人います。」
とのことでした。
小学3年生の男の子とお母さんの2人組が個室を使っていて、その他は私とソロの女性が一人でした。
やっぱり平日はいいです。
この日はその他に、10人くらいの男女混合学生グループが本館の2階に泊まっていました。
根石岳山荘には、お風呂があります。
私が着いたときに、ちょうど空いていたので次の宿泊客が来る前に・・・
と思って早速入りに行きました。
私は3人目です。「入浴中」のところに「3」の札をかけて入りました。
中に入ると・・・
素敵です!
大きな窓がありますが、ガスガスで景色が全く見えないのが残念です。
木の蓋をはずして入りました。
シャワーは使えなくて、かけ湯だけでしたが充分に気持ちいいです。
ラッキーなことに貸し切りで使えました。15分までということでした。
私がお風呂から出た後に、10人くらいのグループが根石岳山荘に到着しました。2~3人ずつ順番に入っていたようです。早く着いて良かったです。
日の出と日の入の時刻を確認します。
根石岳山荘は、東西が開けているので日の出も日の入も見ることができます。
でも、私が着いてからずっと景色は真っ白で、5時過ぎには土砂降りになり、残念ながら日の入どころではありませんでした。
日の出に期待します。
夕食まで時間がたっぷりあるので、メニューを見て軽食休憩をすることにしました。
「The根石プリン」とココアを注文しました。
「畑からとれたブルーベリーを使用した自家製ソース」がかかっていて、とってもおいしいです。
夕食は、17:30~でした。メインはカツ煮です。
こちらが食堂です。
朝食は、朝早く出発するためにお弁当にしました。
売店です。
登山YouTuberのかほさんのサインがあります。
かほさんがAD時代に登り、登山にはるるきっかけになったのが根石岳です。
写真に写っているバンダナは、夏沢鉱泉に泊まったときに購入したので持っています。
トイレと洗面所は新館にあります。水は無料で使うことができます。
新館の靴箱です。
私の靴は、一番上の段
ホカオネオネの「スピードゴート5」(トレランシューズ)です。
登山靴と登山用靴下を履いて、足がかぶれるか?
トレランシューズを履いて、雨で靴の中まで濡れるか?
どちらがましか?を考えてトレランシューズを選びました。
私は、夏の暑い日に長時間登山靴と登山用靴下を履き続けると足がかぶれます。
今回、トレランシューズを履いて正解だったと思っています。
雨でシューズはぬれてしまいましたが、土砂降りではなかったので不快なほどではありませんでした。
小屋に着いてからインソールだけ取り出して乾かしました。
翌朝には、インソールは完全に乾いていて、シューズは湿っぽかったものの、履いているといつの間にか乾いていました。
もしも、登山靴と登山用靴下だったら・・・1日目に足がかぶれて酷い水ぶくれが出来て痛くて辛い思いをしたと思います。
トレランシューズだったから、コースタイムよりも速く歩くことができました。
翌朝4:25頃 根石岳山荘を出発しました。
日の出は、4:49頃です。
このまま硫黄岳方面へ歩くと、日の出の時刻には樹林帯の中にいるかもしれません。
そこで、同じ新館の2階に泊まっていたソロの女性と一緒に
根石岳に登って日の出を見ることにしました。
4:35 根石岳 登頂!
昨日は全く見えなかった天狗岳がばっちり見えます。
お弁当を食べながら日の出を待ちました。
4:46 雲海の向こう、雲の隙間から太陽の姿が見えてきました。
4:52 天狗岳の背景がピンク色に染まっています。
見下ろすと根石岳山荘、左には硫黄岳の爆裂火口も見えます。
4:56 太陽の丸い形が姿を現しました。
根石岳山頂に登って良かったです!
5:02 根石岳山荘前まで戻ってきました。
昨日とは全く景色が違います。
根石岳山荘の前は、コマクサが保護されています。もう花のピークは過ぎた感じになっていました。