私は登山用靴下で足がかぶれます。
登山用靴下の化学繊維とゴムが原因です。
大量の汗をかくとかぶれるようです。夏はひどく、冬はかぶれません。
ブログを始めた頃、一番書きたいと思っていたのが「足のかぶれ」についての記事でした。初めて書いた記事はこちらです。
その後も、ひどくかぶれた時に記事を書きました。
その後は、かぶれていないわけではなく、実は何度もかぶれました。軽症のときは記事に書かなかっただけです。
この夏もかぶれました。
加齢により、かぶれやすくなったような気がしています。
残念なことに、肌の乾燥が進み、年々全身の皮膚が劣化しているのを感じます。
今までの記事に書いてきたように、化学繊維ではなく、締め付けが強くない
メリノウールの登山用靴下
を履くことで、かなり防ぐことができますが、完全ではありません。
夏の登山でかぶれない方法は、
登山用靴下を履かない(登山靴をはかない)
しかありません。
春から秋の日帰り登山(低山)では、
トレランシューズとメリノウールのランニング用ソックスの組み合わせで登っています。
「スピードゴート4」は、抜群のグリップ力と安定感があり、本当に買って良かった!と思っています。(ロードは走りにくいです。山専用と考えています。)
靴下は、スマートウールのクッション入りランニング用ソックスを愛用しています。
レディース・くつした - 東京・吉祥寺SEASONS-シーズン-(スマートウール正規取り扱い店)
夏でも、標高の高い山に登るときと、山小屋に泊まるときには登山靴を履くので、そんなときに、標高の低い部分を歩いている間にかぶれてしまうようです。
例えば今年は、男体山と日光白根山に登ったときにかぶれました。
できるだけかぶれないように、靴下をギリギリまでズリ下ろして履きましたが、それでもダメでした。初日の戦場ヶ原ハイキングが、特にかぶれの原因になりました。
実はこのときは、出発する直前まで、トレランシューズで行こうか?と迷ったのです。でも、雨で濡れる可能性を考えてやめました。
トレランシューズが雨で濡れてしまい、翌日も湿った靴を履くという事態は避けたかったのです。
登山靴であれば、雨が降ってもスパッツをつければ中まで濡れることはありません。
実際に、白根山の下山中に雨が降り出したので、登山靴で正解だったのだと思います。
では、かぶれたらどうしているのか?
以前、重症だったとき、大量の水ぶくれができたときは皮膚科を受診しました。
最近はドラックストアで購入した塗り薬をぬっています。
劇的に効くのは、ステロイドです。
例えば、こちらです。
ステロイドは本当に効きます。
だから、ついたくさん塗りたくなってしまうので注意が必要です。
薄くのばし、塗りすぎないように注意しています。
「リンデロン」の商品説明には
大量または長期にわたって使用すると、副作用として皮膚が薄くなったり、皮膚の血管が拡張したりすることがあります。
と書いてあります。
使用上の注意としては、
4.長期連用しないでください
と書いてあります。
では、大量に長期にわたって使用するとどうなるのか?
というと、私は経験者なのでよく知っています。
子どもの頃、ひどいアトピーで両手が湿疹だらけでした。
常に、ガサガサ、ボロボロ、またはグチャグチャな手でした。
かくとひどくなることはわかっているので、できるだけ我慢するのですが、寝ている間に寝ぼけてかきむしってしまい、朝になると手がグチャグチャになっていることが多くありました。
ステロイドは劇的に効きます。つい、大量に塗ってしまいました。
それが長期にわたりました。
その結果、若い頃からあばあさんのようなしわくちゃな手になりました。
大人になって湿疹が改善しても、しわくちゃになった手は改善しませんでした。
しわくちゃな手は、私のコンプレックスの一つです。
というわけで・・・
ステロイドの使いすぎには注意が必要です。
ちなみに、大人になって私の湿疹が改善したきっかけは、
「マクロビオティック」にはまり、
玄米菜食にしたことです。
その後、自分が「遅延型フードアレルギー」であることに気がつきました。
玄米菜食にしたら湿疹が改善したのは、牛乳と乳製品をやめたからです。
私は牛乳と乳製品が大好きで、子どもの頃は毎日大量の牛乳を飲み、ヨーグルトやチーズを大量摂取していました。
遅延型フードアレルギーの検査をして、牛乳や乳製品の他、小麦にも高反応があることがわかり、小麦製品をやめたら、さらに湿疹が改善しました。
子どもの頃は、毎朝家でパンを食べ、毎日給食でパンを食べていました。
食べてすぐに症状がでるわけではありませんし、牛乳や乳製品も、小麦製品も、毎日大量摂取していたので、アレルギーの原因だとは気づかなかったのです。
現在は、牛乳や乳製品、小麦製品を完全除去しているわけではありません。山小屋の食事は絶対に残しませんし、外食などは普通にしています。たまに少量摂取するのは大丈夫です。でも、ついうっかり大量摂取してしまうと、翌日あたりにわかりやすく手に湿疹ができるので気をつけています。
「遅延型フードアレルギー」については賛否両論あるのは知っています。
子どもの頃からずっと、原因不明のアトピーだと思って苦しみ続けてきた私は、牛乳と乳製品、小麦製品の大量摂取をやめたことで手の湿疹が劇的に改善しました。
だから、私が子どもの頃からアトピーで苦しみ続けてきた原因は、「遅延型フードアレルギー」だとしか思えないのです。
ブログのカテゴリーに「敏感肌」を追加しました。
敏感肌で悩んでいる方の参考になる記事があると嬉しいです。