3時頃 鳳凰小屋を出発しました。
当たり前ですが、真っ暗です。
鳳凰小屋から地蔵岳への道は、展望のない樹林帯がしばらく続きます。
日の出後の良い時間に樹林帯を抜けて景色を楽しむためには、早出がおすすめです。でも、へなちょこな私にはわかりにくい場所が多く、何度もアプリの地図で現在地を確認したり、コンパスで方角を確認したりしました。というわけで、初心者の方には早出はおすすめできません。
4:05 樹林帯を抜けてから振り返ると、雲が多いですが少しずつ明るくなってきました。
前に見えるオベリスク(地蔵仏)がかっこいいです。
4:28 反対側には富士山が見えます。
4:38 賽の河原を見下ろします。
4:40 地蔵岳です。この位置からの写真、よく紹介されています。
5:05 地蔵岳とご来光。
5:13 赤抜沢ノ頭からのオベリスクです。ここから見ると、まさに鳳凰が羽ばたいているように見えます。
赤抜沢ノ頭からは、オベリスクとは反対側に、北岳、間ノ岳をはじめとする南アルプスの名山達がどーんと見えます。すばらしい展望台です。
そして、写真の左下にタカネビランジの花(南アルプスの固有種です。)が映り込んでいました。たくさん咲いていたのに、写真を撮るのを忘れた!と思っていたのです。
5:58 観音岳に向けて歩きます。
白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)を見ながら歩くことができる素晴らしい稜線です。
岩の上に登ると、360度の大展望を楽しむことができます。
他にも、観音岳からの白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)、仙丈ヶ岳・・・等、感動してやたらとたくさん写真を撮りすぎて、どれがどれだか、どれが一番いいのか?わからなくなってしまいました。写真はこのへんにしておきます。
薬師岳への道も、ずっと素晴らしい景色を楽しむことのできる素敵な稜線です。
薬師岳の山頂は、広くて平らです。
7:33 青木鉱泉に向けて、中道を下ります。
始めは、富士山に向かって下ります。
樹林帯に入りました。後は、ひたすら樹林帯です。
8:25 御座石です。大きい!
この後、下山が苦手な私は、大きくスピードダウンしました。
11:35 ようやく、登山道出口に来ました。
ここから青木鉱泉までの道が地味に長く・・・かなり時間がかかりました。
12:30 やっと青木鉱泉に到着しました。
途中で、私はもう速くは歩けないことがわかったので、友人には先に下りて青木鉱泉のお風呂に入ってもらいました。(帰りも運転してもらわないといけないので・・・。)
私はゆっくりマイペースで下りました。というわけで、私はお風呂に入らなかったので友人に写真を撮ってもらいました。他にお客さんは誰もいなくて、貸し切りだったそうです。ドライヤーは貸してくれたそうです。(ドライヤー問題って重要な情報だと思っています。特に、公共交通機関で帰る場合、髪を洗いたいのにシャンプーが使えなかったり、ドライヤーがなかったりすることはよくあるからです。)
三座縦走、堪能できました。
またいつか、コースを変えてチャレンジしてみたいと思っています。