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13回目の富士山 初めての単独日帰り富士山は富士宮ルートから登る 2021.8.4

富士山は、私が1番好きな山です。

年に1回のペースで登ってきましたが、昨年は新型コロナウイルスのせいで登れませんでした・・・。

今年からは、年に1回はやめました。

今年は、昨年の分も、できるだけ数多く登りたいと考えています。

今年1回目、合計13回目の富士山は、単独日帰りで富士宮ルートから登ってきました。

富士宮ルートを選んだ理由

初めて単独で富士山に登ったのは、2年前です。 

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スバルライン五合目のカプセルホテルに泊まり、吉田ルートから登りました。 

前泊日帰りに近いですが、完全な日帰りではありません。

完全な単独日帰りは、今回が初めてです。そこで、一番コースタイムが短い富士宮ルートを選びました。

ちなみに、それぞれのルートの五合目からのコースタイムは、短い順に・・・

富士宮ルート 登り5:10 下り3:30 計8:40

吉田ルート  登り5:55 下り3:10 計9:05

須走ルート  登り6:55 下り3:00 計9:55

御殿場ルート 登り8:20 下り3:30 計11:50

 となります。(お鉢巡りは含みません。)

山と高原地図 富士山 御坂・愛鷹山 (山と高原地図 32) より

 

富士宮ルートを選んだ理由がもう一つあります。

「富士山保全協力金」を 支払うともらえる

青い缶バッチ が欲しかったのです。 

富士山保全協力金の受入について | 富士山保全協力金について | 世界遺産 富士山とことんガイド

 

手に入れました。

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ちなみに、吉田ルートは、山梨県なので缶バッチではなく木札です。

山梨県/富士登山をされる皆様へ「富士山保全協力金」のお願い

私がこれまでに手に入れた缶バッチと木札はこちらです。

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保全協力金のシステムが始まったのは2014年からです。

※須走ルートは赤、御殿場ルートは緑の缶バッチです。

全部、絵が違います。どのコースも毎年かぶらないように変えているのかもしれません。

青バッチが手に入って嬉しいです。 

水ヶ塚公園駐車場から富士宮口五合目へ 

5:45頃 水ヶ塚公園駐車場に到着しました。 検温をしているのが見えます。

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そして、その先には長いバス待ちの列ができています。

ここから先は、マイカー規制があります。シャトルバスに乗り換えるのです。

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バスの始発が6時なので、みんな始発を狙って早めに来るのですね。もっと早く来るべきでした。

検温と体調チェックを終えると、手首に確認済みのベルトを巻かれます。その後バスの切符売り場に並びます。

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1台目のバスは満員になり、私は2台目のバスに乗りました。出発したのは6時10分頃です。


6:45頃 富士宮口五合目に到着。登山開始します。

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山を守るために、泥のついた靴で登ってはいけませんね。

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山頂への道 

7:10 六合目雲海荘前です。

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標高に体を慣らすために(高山病の予防のために)ここで、朝食休憩をとることにします。コンビニでサンドイッチを買ってきました。

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途中まで食べたところで、

私にとっての緊急事態が起こります。

私の前のベンチで座っていた人が、煙草を吸い始めたのです。

なぜ、緊急事態なのか?詳しくは、こちらの記事に書きました。 

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慌てて食べかけのサンドイッチを片付け、移動しました。

運良く、お隣の宝永山荘前のベンチが空いていたので(ベンチの場所はだいぶ離れていたので)ここで続きを食べました。

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8:10 新七合目 御来光山荘です。

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8:47 元祖七合目 山口山荘です。

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9:26 八合目 池田館と富士山衛生センターです。

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9:57 九合目 萬年雪山荘です。ここはメニューが豊富です。

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10:28 九号五勺 胸突山荘です。

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11:04 登頂!

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ここが、富士宮ルートの山頂です。

あれ?約4時間20分で登頂できました。「山と高原地図」のコースタイムは、5時間10分なので、かなり速いです!嬉しい!!

 

私の場合、標高の高い場所に強い体質みたいなのです。

六合目あたりでは、周囲のみなさんと同じくらいのスピードで歩いていましたが、九合目くらいからは、かなりの人数を抜かしました。

息が荒くなって、苦しそうに止まりながら歩いている人が多い中、私は同じくらいのペースで歩き続けることができました。

九合目で休憩していたときに、近くにいた若くて体力のありそうな男性が

「足は大丈夫だけど、気持ち悪い。」

と言っているのが聞こえてきました。体力や筋力は充分にあっても、気持ち悪くなったり頭が痛くなったりする人が多いようです。(高山病です。)

私は、体力も筋力は足りていませんが、息苦しくならないし、高山病にもなりません。もともと心拍数が少ないからかもしれません。

剣ヶ峰へ

富士宮ルートの良いところの一つは、山頂が剣ヶ峰に一番近いことです。

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剣ヶ峰まで、行きは20分、帰りは15分です。(往復35分)

吉田ルートや須走ルートは、剣ヶ峰往復するにしても1周してお鉢巡りをするにしても90分近くかかってしまいます。2年前に吉田ルートから登ったときには剣ヶ峰は諦めました。

今回は、まだ足に余力がありそうです。剣ヶ峰をめざすことにします。

今ならすいていそうです。参拝よりも先に剣ヶ峰に向かいました。

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雲が多いです。雲が晴れることを願いながら急斜面を登ります。

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気象観測所です。中に気象庁の職員の方がいらっしゃいました。

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11:16 剣ヶ峰 登頂! ここが、本当の富士山頂です。

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剣ヶ峰から見下ろす火口。

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剣ヶ峰から見下ろす富士宮ルートの山頂。

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急斜面を下りて、再び富士宮口の山頂へ。

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無事に登頂できたことに感謝して参拝しました。

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今年は、郵便局は休業しているのですね。残念です。

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同じ道を下る

 11:53 下山開始します。下は、真っ白です・・・。

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富士宮ルートは、登りと下り、同じルートです。他の3ルートには下山道があります。
富士山名物(?)の砂走りがあるのは、御殿場ルートと須走ルートです。

13:52 雲は多いですが、宝永山が見えてきました。

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15:09 六合目の宝永山との分岐です。

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かなり前に、ここからプリンスルートにチャレンジしたことがあります。

プリンスルートは、1番きついルートだ!と思ったのを覚えています。足が沈んで歩きにくかったのです。(個人の感想です。)

※プリンスルートとは・・・天皇陛下が皇太子時代に登頂されたときのルートのことです。

またの機会に、プリンスルートではなくて、宝永山を目的に登ってみるのもいいかなと思っています。

15:37 五合目バス停に戻ってきました。

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コースタイム3時間30分のところ、3時間40分くらいで下山することができました。下山が苦手な私は、やっぱりコースタイムオーバーでした。

もっとスピードアップできるようになりたいものです。

 

でも、初めての日帰り富士山

無事に 達成できました。

トータルでは、コースタイムの合計は、

登り5:10 下り3:30 剣ヶ峰往復0:35 計9:15

のところ、

休憩も入れて9時間弱で戻ってくることができたので、大満足です。ちょっと自信がつきました。別のルートでも、日帰り富士山に挑戦してみたいと考えています。

 

★2018年に御殿場ルートから登ったときの記事はこちらです。 

www.henatan.com 

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★2019年に吉田ルートから登ったときの記事はこちらです。 

www.henatan.com 

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