「ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究記」
私がこの本を知ったのは、いつもチェックしている尊仏山荘のブログでした。
(尊仏山荘は、塔ノ岳山頂にある山小屋です。)
夏の丹沢といえば、ヤマビルが多いのは有名です。
尊仏山荘の6月25日のブログには、下のように書いてありました。
尚、今週は終始湿った天気が続いておりヒルの活動が活発となってます。沢沿いや草が茂った場所、ベンチ下などは確実にいますので、ちょくちょく足元を確認しましょう。
※文字色は私が変えました。
丹沢ビジターセンターのブログには、
◆ヤマビル湿っていて蒸し暑い時期が活動最盛期です。対策をしっかりとしましょう。
と写真入りで紹介されています。
私が4年前に書いたこちらの記事は、いまだにアクセスが多いです。
「ヒルは木から落ちてこない。ぼくらのヤマビル研究記」
アマゾンで購入し、読んでみると・・・
おもしろいです!
この本は、「子どもヤマビル研究会」の子ども達が、ヤマビルの研究をした成果をまとめたものです。子ども達による身体をはった実験の結果わかったことや、ヤマビルの生態がとてもわかりやすく書かれています。
ヤマビルの被害から身を守るためには、敵を知ることが大切です。
ヒルは木から落ちてくると思っている方、多いですよね。
私もそう思っていました。
そうだったのか!!と新しく知ったことがたくさんありました。
子ども達が生き生きと研究に取り組む姿にわくわくして楽しみながら読めます。
丹沢などのヒルのいる山に登るみなさんには、特におすすめの本です。
山に登らない方も、子どもたちが研究に取り組むドキュメンタリーとして楽しめると思います。
この本には、ヤマビル忌避剤である「ヒル下がりのジョニー」の開発・製造をしているジョニーさんが「子どもヤマビル研究会」の顧問として登場します。
「ヒル下がりのジョニー」、私もいつもお世話になっています。おかげ様で、私はヤマビルに吸血された経験がありません。
夏の丹沢登山の必需品です。