昨年に続いて、今年も蛭ヶ岳山頂に沈むダイヤモンド富士を見に行くことにしました。
昨年の記事はこちらです。
今年、蛭ヶ岳山頂でダイヤモンド富士が見られるのは、11月1日のはずです。
1日ずれるだけなので、ほぼ山頂に日が沈むのではないか?と期待して行きます。
今回は、友人との2人登山です。
登山計画
昨年と同じコースです。
2021年10月31日(日)~11月1日(月)
西丹沢ビジターセンター~檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉10月31日(日)
バス 新松田発7:15~西丹沢着8:26
コースタイム 約6時間55分
西丹沢ビジターセンター→1:00→ゴーラ沢出合→2:45(ツツジ新道)→檜洞丸→1:50→臼ヶ岳→1:20→蛭ヶ岳 (蛭ヶ岳山荘泊)
(コースタイムは、山と高原地図 丹沢 (山と高原地図 29)で調べました。)
西丹沢から檜洞丸へ
8:40頃 西丹沢ビジターセンターです。
秋の登山シーズンですから、バスが混雑するかも?と覚悟してきたのですが、そんなことはなく・・・同じバスの乗客は10人程度でした。
前日の土曜日に天気が良かったので、日曜日にしては人が少なかったのかもしれません。
西丹沢は、登山者よりもキャンパーが多いです。凄いテントの数です。
登山道に入ってからは、ほとんど人に会わず
9:33 ゴーラ沢出合に到着しました。
私が好きな休憩ポイントの一つです。貸し切りでした。
歩いていると、雨が降ってきました。
しばらくは気にせず歩いていましたが、だんだん雨の量が増え、やみそうにありません。
10:40頃、諦めてレインウェアを着ました。
雨が降っていても、景色が見えると嬉しいです。
でも、残念ながら、富士山は見えません・・・。
12:05 檜洞丸 登頂!
本当は、山頂でランチ休憩の予定でしたが、雨が降っているので青ヶ岳山荘へ直行しました。
「その声は・・・、ダイヤモンド富士のときに来ましたよね。ダイヤモンド富士、好きなんですね。」(レインウェアにフードをかぶっていたので、顔はよく見えなかったのだと思います。)
と、小屋番さんが私のことを覚えていてくださいました。
そうなんです。好きなんです。
2月のダイヤモンド富士のときに、青ヶ岳山荘に泊まり、檜洞丸からのダイヤモンド富士を見ました。こちらの記事のときです。
今回は、中に入ってランチ休憩をしました。
休憩は、30分500円、注文ありは300円、火を使う自炊は60分800円、コーヒーは650円です。
私はコーヒーを注文して、持参したカップヌードルを作って食べました。
1200円くらい?支払ったと思うので、コーヒー650円+自炊30分400円だったのかな??たぶん30分以上滞在しましたが・・・。
「世界のカップヌードル フランスのビストロ風 ポルチーニ香るきのこポタージュ」です。
スーパーで見かけて気になったので買ってみました。味はカップヌードルでした。
雨の中、外で作るのは無理でした・・・。
青ヶ岳山荘が営業していて良かったです。この日は、私達の前に休憩のお客さんが10人くらい来たそうです。山小屋って本当に有り難い存在です。コロナ禍で、大変だと思いますが、是非頑張って欲しいです。(売り上げに貢献したいです。)
ちなみに、前日の土曜日の宿泊者は0だったそうです。土曜日に0だなんて!(蛭ヶ岳山荘は、予約がいっぱいだったはずです。)
青ヶ岳山荘は、すてきな山小屋です。おすすめします。私もまた泊まりに行きたいと思っています。
私が以前、泊まったときの記事はこちらです。
12:50頃 青ヶ岳山荘を出発しました。
檜洞丸から蛭ヶ岳へ
西丹沢から檜洞丸までは、日帰り登山の人もいるので少しは人に会いましたが、檜洞丸から蛭ヶ岳までは、本当に誰にも会いませんでした。(数頭の鹿には会いました。)
通る人が少なく、道標も少ない道なので、間違えやすい場所がときどきあります・・・。
私は、何度か通ったことがありますが、通るたびにどこかで間違えそうになっています。
今回は、途中でガスガスになり周囲の山が見えなくなったので、不安になって何度も地図アプリで現在地の確認をしたり、コンパスで方向の確認をしたりしました。
(・・・というわけで、登山初心者の方にはおすすめできないルートです。)
でも、霧の中の紅葉は、とってもきれいでした!
14:25 臼ヶ岳です。雨はやみません。
蛭ヶ岳の少し手前の急登が、なかなかハードです。鎖が続きます。
だんだん展望が開けてきたので、景色に励まされて頑張れました。
美しい紅葉!絶景です!
約1週間前に、仕事で日光方面に行ったのですが、
丹沢の紅葉、日光に負けてない!と思いました。(個人の感想です。)
そして、全く見えないと思っていた富士山が見えてきました。
私が赤い矢印を書いたところ、雪がかぶっている部分です。わかるでしょうか?
無理だと思っていたダイヤモンド富士、見えるかもしれないと期待して登ります。
16:00 蛭ヶ岳山荘です。
登頂!富士山は、だんだん見えてきましたが、肝心の山頂が見えません。
期待して待ちました。
16:45 日没時間です。
ダイヤモンド富士は、見えませんでした。太陽は、完全に雲の中です。
今回の記事のタイトル、詐欺ですね・・・。
もしよかったら、過去記事でダイヤモンド富士をご覧ください。
ちなみに、ダイヤモンド富士を狙うなら、秋よりも冬のほうが確率が高いそうです。(秋は雲に隠れてしまうことが多いため。)
・・・と、以前、塔ノ岳の尊仏山荘の小屋番さんが教えてくれました。
丹沢縦走②③ に続きます。