17回目の富士山①②の続きです。
5:37 砂走館を出発して頂上を目指します。見上げると真っ青です!
6:10 赤岩八合館です。見下ろすと、宝永山と双子山がきれいに見えます。
7:30 鳥居をくぐると山頂です。
7:32 登頂!
御殿場ルートの山頂は一番地味です・・・。
昔(約40年前・・・)、小学6年生だった私が初めて登頂したのも御殿場ルートです。上下の写真、たぶん同じ場所です。
ジーパンに麦わら帽子、今では考えられない服装ですね。
少し歩いて、富士宮ルートの山頂へ行きます。
こちらはたくさんの人がいて、人の姿を入れずに写真を撮ることは不可能でした。
剣が峰方面は、真っ白です。
登っても何も見えないので、今回はこのまま下山することにしました。
7:58 下山開始です。
8:50 赤岩八合館で、おしるこ休憩にします。
9:28 砂走館です。ここで、預けていた荷物を受け取り、スパッツをつけました。ゆっくり休憩してから、大砂走りを下る準備です。(砂走館では、宿泊者が登頂するときに、使わない荷物を預かってくれます。)
御殿場ルートといえば・・・
「大砂走り」です。
今回のブログのタイトルは、こちらのガイドマップからお借りしました。
ピンク色の部分を引用します。
大砂走り Big Sands Running
御殿場口が誇る富士山アトラクション!駿河湾や箱根連山、御殿場市の街並みを望みながら、標高差約1000mの広大な火山灰地の斜面を一気に駈け下ります。御殿場ルートだけの下山のごほうびです。
これを、下山のごほうび と感じるか?は人によります。
体力のある人、走るのが得意な人、走るのが好きな人・・・は、
まさにアトラクション!として楽しめると思います。
体力に自信がない人、普段運動していない人、走るのが嫌いな人・・・にとっては、地獄の時間になるかもしれません。
9:48 いよいよ大砂走りへ。
景色があまり見えないのが残念です。
前日に少し雨が降ったので、適度にしめっていて走りやすいです。(※数日間、晴天が続いた後だと、砂埃がひどくて大変です。サングラスとマスクがないと、目や鼻や口に砂埃が入ってきます。足がずるずるすべって走りにくくもなります。)
10:15 雲が少し晴れたときに、チャンス!と思って写真を撮りました。
「砂走り」は須走ルートにもありますが、御殿場ルートの「大砂走り」のほうが、断然気持ち良く走れます。(走れる人は・・・)
ちなみに私は・・・
約10年前、アラフォーの頃は走れませんでした。
前日の登りですでに足を使い果たしていました。膝が痛くなり、よたよたと超ゆっくりペースで、足をひきずりながら、やっと下山しました。翌日からは、数日間、まともに歩けないほどの筋肉痛になりました。(特に階段の下りは大変でした。)
今年は、アラフィフですが走れました。(と、自分では思っています。)
私なりにできるだけ速く足を動かして、走っている気分になれました。翌日は、少し筋肉痛はありましたが、普通に近所を朝ラン5㎞できました。
2018年に御殿場ルートから登ったとき、大砂走りの下山のことを
「私にとって過去最速です!」
と自分で書いていましたが、今年はさらに速く下ることができたと思います。
これなら、あと10年後には、御殿場ルートを日帰りできるくらいの体力がついているかも?しれません。(願望です。)
ちなみに友人は私と同い年ですが、約10年前も、今も、
「気持ちいい~!」と、軽やかに駈け下りることができます。
いつも先に下りて待ってもらっています。今年は前回よりもさらに、お待たせする時間が短くなりました。
10:55 大石茶屋です。ここで友人と合流します。アイスコーヒーを飲んで休憩しました。
11:25 駐車場に戻ってきました。
御殿場ルートは、「大砂走り」があるし、駐車場代は無料だし、すいているし、シャトルバスに乗る必要がないし・・・
体力のある人には、本当におすすめのルートです。
登山口の標高が低いので、高山病にかかる人が少ない!のも良いところです。
歩きながら高度順応できるのだと思います。
前回の富士宮ルートでは、びっくりするくらい顔色の悪い人や、辛そうな人をたくさん見かけました。(みなさん、シャトルバスを降りてすぐに歩き始めていました。高度順応していないからです・・・。)
私は、他のルートは日帰り可能なことがわかりましたが、御殿場ルートだけは力不足で日帰りできません。
いつか、御殿場ルートも日帰りできるくらいの体力をつけたいと思っています。
ところで、砂走りを下るために、絶対必要なのがスパッツ(ゲイター)です。
靴の中に砂が入ってしまうからです。
今回、多くの人がつけているのを見かけたスパッツがありました。
アマゾンで見つけました。↓これです。
安いです!
普段山に登らない人なら、高機能な有名メーカーのものを買う必要はなく、これで充分!と思いました。
なぜ、気がついたか?というと、トレランシューズ用のスパッツが欲しくて、みなさんの足もとを見ていたからです。
アマゾンで調べて、1番安いのがこれでした。
トレランシューズの人は、サロモンのゲイターをつけている人を多く見ました。
日帰りなら、トレランシューズで富士山に登ってみたい気持ちがあるのですが、シューズがボロボロになると聞くので・・・悩みます。
もう少し登山靴で修業を積んでから検討します。
ガーミンの記録です。
「大砂走り」で、短時間で標高が下がっているのがよくわかります。
今年、もう1回くらいは富士山に登りたい!と考えています。