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21回目の富士山 単独日帰りで須走ルートから登る 2023.8.8

私にとって今年3回目、人生21回目の富士登山です。

5日~6日に登ったばかりですが、1日あけてまた富士山です。

富士山大好きです。

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今回は、単独日帰りで須走ルートから登ります。

日帰りで須走ルートから登るのは、昨年、一昨年に続いて3回目です。

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そういえば、毎年富士山に登るようになった頃(30代後半)、富士山に登った次の日には、凄まじい筋肉痛でまともに歩けなくなり、1週間くらいは筋肉痛が治りませんでした。

今は(50代前半)、筋肉痛にはならず、1日あけるだけでも、日帰りで富士山に登れるようになりました。

年をとっても鍛えることはできるし、筋肉は裏切らないのですね。

まだまだ進化し続ける予定です♪

 

5:20頃 駐車場に到着しました。

実は私、バスの始発は6時だと思いこんでいました。(昨年もそうだったので。)
実際は、5:45でした。

でも、平日ですし、行列ができているわけでもなく、ゆっくり準備をして、問題なく乗ることができました。

駐車場は無料でスペースに余裕があります。(富士宮ルートは1000円)

富士宮ルートに比べると、かなりすいているのがわかります。

バスは、1台に全員が座ることができました。(富士宮ルートは平日でも始発はバス2台)

五合目に到着してバスを降りると、

「富士山須走口インフォメーションセンター」がトイレの横に新しくできていました。(昨年はありませんでした。)

同じバスに乗っていた人達は、全員が山頂をめざすのではなく、周辺のハイキングが目的の人が多かったようです。(だから登山道はすいていました。)

6:20 登山開始です。

富士山保全協力金を支払って、木札を受け取りました。

須走ルートのひもと裏のスタンプの色は赤です。

これで、3色そろいました。嬉しいです。(水色は富士宮ルート、緑は御殿場ルート)

※吉田ルートは混雑がひどそうなので行かない予定です。

6:30 標高2000mです。

須走ルートの良いところの一つは、しばらく樹林帯の道が続くことです。

7:23 新六合目 長田山荘です。

右側にある鯉のぼりが、遠くからもよく見えるので目印になり、励みになります。

7:57 本六合目 瀬戸館です。

平日ですから、山小屋前のベンチはどこもすいていて快適です。
瀬戸館を過ぎて少し歩くと・・・

外国人のグループとすれ違いました。

「こんにちは。」

と挨拶すると、

「こんにちは。」

とみなさん返してくれました。最後を歩いている人は

「つかれたねえ。」

と、かなりバテている様子でした。

・・・・・

おや?????

私が歩いているのは、登山道です。

瀬戸館と七合目の大陽館の間は、登山道と下山道があります。

下山道は砂走りです。

下山道を通るほうが、断然楽ですし、速く下山できます。

登りでも下りでも山小屋に寄ることができるように、山小屋が分岐になっているのです。

この外国人のグループのみなさんは、大陽館からは下山道へ行くことができることに気がつかず、登山道を下ってきてしまったのだと思います。

このような間違いは、外国人だけではないと思います。

日本人でも、登山道を下ってきたことに気がつかないままの人、多いのではないでしょうか?(たぶん、下山後もずっと気がつかないままなのだと思います。)

あらかじめ地図を見て確認していれば気がつくはずですが、地図を見ないで歩いてしまったのですね。きっと。

登山口には、無料でもらえるガイドマップが置いてあるのですけど・・・。

 

8:40 七合目 大陽館です。

このあたりから、だんだん風が強くなり、天気が悪くなってしまいました。

私は、大陽館には何度も泊まったことがあります。

一番最近泊まったときの記事はこちらです。

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9:35 ここから吉田ルートと合流します。周囲の人の数が一気に増えるはずです。

特に山小屋の前は人がたくさんいます。

この後、風が強くなり雨も降ってきたので、レインウェアを着ました。

視界が悪いので、ほとんど写真を撮らずに黙々と歩きます。

10:49 あの鳥居をくぐれば山頂です。

10:51 登頂!

扇屋でおしるこ休憩にしました。

11:07 景色は何も見えないので、このまま下山します。

実は、今回、初めて登山靴ではなくトレランシューズで富士山に登っています。
ホカオネオネの「スピードゴート4」です。

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富士山でトレランシューズをはくと、ボロボロになる・・・と聞いたことがあったので昨年は挑戦しませんでした。(まだ新しかったシューズがもったいないと思って。)

今年は、既に1年以上、丹沢の日帰りトレーニング登山などで活躍して使いこんだので、思いきってはくことにしました。

登りは問題なく、快適に歩くことができました。登山靴よりも軽くて楽です。

問題は下りです。砂走りで砂や砂利は入らないか?心配です。

 

砂や砂利対策として、こちらのスパッツを購入してありました。

これだけでは不安だったので、さらに上から登山用のスパッツもつけました。

登山用スパッツは、もともと持っていました。でも、

登山用スパッツは、トレランシューズの足裏部分にゴムがはまらないのです。足裏部分をとめないでつけることはできます。

両方つけた写真がこちらです。

登る途中、レインウェアを着たときにつけました。

 

下り始めて少しすると、雨がやんで風もほとんどなくなりました。

そこで、ゆるんでいた靴紐をきつめに締め直し、

スパッツもつけ直しました。

トレランシューズは、登山靴よりも靴紐がゆるみやすいです。

ゆるんだまま大砂走りを下ったら・・・

足の爪が死んでしまうのだろうなと思います。

 

11:37 吉田ルートと須走ルートの分岐まで下ってきました。

この分岐、毎年間違える人がとっても多いそうです。

驚いたことに、1000件以上です!!

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夏山シーズンって、2ヶ月もないのに短い期間に1000件以上って???

この分岐、大きな看板が立っているだけでなく、いつもどなたか誘導員の方がいて、声をかけてくださっているのです。

それなのに、一体どうして???

 

ガスガスで視界が悪かったり、雨や風が強くてフードをかぶっていたり、暗い時間だったりすると間違えるのかも?しれません。

吉田口は山梨県で、須走口は静岡県です。かなり離れています。

間違えたら大変です。

 

その後、青空が見えてきたかな・・・と思った時もありましたが

またガスガスになりました。

須走ルートの砂走りは、御殿場ルートの大砂走りに比べると走りにくいです。
硬い部分が多かったり、粒の大きい小石が多かったりします。

 

13:08 砂払い五合目です。

砂走りはここで終わりです。

そこで、スパッツをはずしてシューズを脱いでみました。

すると、砂利や小石は入っていませんでしたが、細かい砂は少し入っていました。歩くときに痛いほどではありません。

登山靴は、砂も砂利も全く入りません。少しでも砂が入ったら嫌だと思うなら登山靴をはくほうが良いのだと思います。

私は今後、どうするか?というと・・・

日帰りのときはトレランシューズをはき、山小屋に泊まるときは登山靴をはくつもりです。

もしも、天気の急変などで靴がびしょぬれになってしまったら、翌日も同じ靴をはきたくないからです。登山靴なら雨が降っても靴の中に水が入ることはありません。

ここからは樹林帯の道を歩き、

13:38 五合目に戻ってきました。

13:45発のバスに乗ることができました。

トレランシューズは、どれくらいボロボロになったのか?を確認すると

確かにかなり消耗した感じがします。でも、もう使えないというほどではない・・・と思います。このシューズは、今後、富士山用にするつもりです。