2025年3月30日
初めてのハセツネ30Kに参加してきました。
ハセツネの大きな特徴の一つは・・・
エイドがない
ことです。必要な水分も補給食もすべて自分で持って走ります。
そのためか?会場に着いて周囲の参加者を見ただけでも
レベルが高そう!!に感じられました。
私はDブロックからのスタートです。
へなちょこな私は、Dブロックにいることさえなんだか申し訳なく・・・
(Eブロックまであるので。)
Dブロックの後ろの方に並びました。
トレランレースの参加経験があると、EではなくDだった?みたいです。
Eブロックにも速そうな方はたくさんいて、トレラン初心者っぽい方は、ほとんどいませんでした。
8:42 Dブロックがスタートしました。
渋滞があるということは、事前にわかっていたのですが、
だからといってロードで飛ばすとバテてしまいます。
無理せずマイペースで走りました。
中にはEブロックから、ものすごいスピードで抜かして行く方もいました。
(少しでも渋滞を避けるためだと思います。)
8:55 最初の渋滞です。
この渋滞は、短時間で終わりました。
9:28頃 2回目の渋滞は数分?かかりました。


城山へ登る登山道の入口付近です。
前後の方と少しおしゃべりしました。
後ろの方は、ハセツネCUP本戦の経験者でしたが、30Kのほうが厳しいとおっしゃっていました。
10:05頃 3回目の渋滞は、標高391m地点の盆堀山への急登と激下りの手前でした。しばらくの間、ゆっくりしか歩けませんでした。


急登よりも激下りのほうが、渋滞の原因になっているように感じました。
11:25 臼杵山 登頂!
標高842m ハセツネ30Kの最高地点です。
臼杵山は、スタートから約9㎞の場所です。
距離は3分の1以下なのに、2時間40分以上かかっています。制限時間は7時間です。
既に、完走は絶望的だとわかりました。
ちなみに、優勝した上田瑠偉さんのタイムは、
2:51:50です。
一体、どんなスピードでこのコースを駆け抜けたのか???
見てみたいです。
この後、急な下りが続きます。
目標を、
転ぶことなく、怪我なく、第一関門まで行くこと!!
に変えました・・・。
上の写真の近くで出会ったカメラマンさんは、
「テクニカルなコースが続きますから、ゆっくりでいいですから気をつけてくださいね。怪我をした人、多いですよ。骨折した人もいますから。」
と声をかけてくださいました。
よっぽど危なっかしく見えたのかもしれません・・・。
既に、第一関門に間に合わないことがわかっていました。
間違いなく、私が過去に参加したことのあるトレランレースの中では、最も難易度が高いです。
案内の目印も少なくて、道を間違えてしまい戻ってきている方も見かけました。
市道山分岐です。
この後も、転ばないように、怪我をしないように気をつけて、
無理せずゆっくり下りました。
13:20頃 もうすぐ第一関門です。
関門に着いて、スタッフの方に
「思った以上にきつかったです。」
と言うと、
「標高差が大きいですからね。本戦よりも厳しいって言う方、多いですよ。」
とおっしゃっていました。
「本戦よりも厳しい」
の意味が、実感としてよくわかりました。
制限時間が厳しく、完走が難しいのです。
ハセツネCUP本戦は、距離71.5㎞で制限時間24時間なのに対して、
ハセツネ30Kは、距離30㎞で、制限時間7時間ですから。
第一関門では、顔を負傷している方が座って休憩していました。
カメラマンさんが心配して声をかけてくださった理由もよくわかりました。
ランネットの「大会レポ」で、
「Eブロックからの完走は難しい」と書いている方がいましたが、私もそう思います。
それなのに大会結果を見ると、
完走率が88%!!
ということに驚きました。DやEブロックの人も含めて、参加者のレベルが高いのだと思います。
関門から、収容バス乗り場まで少し歩きます。
見えました。10数人の方が、バスを待っていました。
収容バス乗り場は、笹平バス停の近くです。
会場に戻ってから、参加賞を受け取りに行きました。
参加賞は、リタイアしてもいただくことができました。
五日市特産「のらぼう菜」おいしかったです。
ハセツネ30Kは、リベンジしたいという気持ちはありますが、力が足りなすぎて来年はまだ無理だと思います。
いつの日か、もっと力をつけてからリベンジしたい!
と思っています。