日の出時刻の少し前、ほどんどの宿泊者は小屋の東側で御来光待ちをしていました。
私はあえて、富士山がよく見える西側に行きました。
ビーナスベルト(日の出や日没時に太陽と反対側の方角の空が、ピンクやオレンジの美しいグラデーションに染まる現象。)が見たいからです。
私のブログのタイトル画像は、2016年12月に丹沢山から見たビーナスベルトです。
それくらいビーナスベルトが大好きです。
2週間前、塔ノ岳山頂からのビーナスベルトを見たとき ・・・
一番きれいなピンク色だったのは、太陽が頭を出す直前くらいのときだったのです。塔ノ岳では、同じ位置に立って御来光とビーナスベルトを同時によく見ることができます。何度も振り向きながら比べて見ました。
少しの時間で空の色は変わってしまうので、チャンスはほんの数分間です。
6:09 東側で御来光待ちをしているみなさんです。
私は西側へ行きました。
6:12 狙い通りです。ピンク色のグラデーションが 美しい!!
6:16
この時間、西側には私を含めてほんの数人しかいませんでした。
この場所からでも、実は御来光を見ることができます。
6:16 かすかに太陽が頭を出しているのがわかるでしょうか。
6:18 南アルプスの山々もよく見えます。
6:20
この後、東側にいたみなさんが、続々と西側の富士山が見える場所にやってきましたが、そのときには空の色は青くなっていました。
本当に数分間のチャンスなのだと思います。
2019年3月に丹沢山でビーナスベルトを見たとき、
私は次のようにブログに書いていました。
「山と渓谷」には、「昇る直前の朝日」と書いてありますが、昇った後でした。以前見たときも、昇った後だったような気がします。
でも、丹沢山の山頂では、同じ位置から日の出とビーナスベルトを同時に見ることはできません。ですから、同時に見られる場所からだったら
「太陽が登る直前」が1番きれいに見える瞬間なのではないかな?と思います。
「山と渓谷 2019年3月号」の記事を再び引用します。
昼夜の境に見られる幻想的なグラデーション
ビーナスベルト レア度★
日の出や日没時に太陽と反対側の方角の空が、ピンクやオレンジの美しいグラデーションに染まる現象。これは昇る直前の朝日や沈んだ直後の夕日の光が、反対側の空に映し出されることで発生する。平地よりも標高の高い山のほうが、はっきりと見えることが多い。
7:05 山頂からの景色をもう一度見て
蛭ヶ岳山荘を出発します。
前日にはぐちゃぐちゃだった道が、カチカチになって歩きやすくなっていました。
天気が良く、景色がよく見えて、風もなく、最高の登山日和です。
富士山と鬼ヶ岩と蛭ヶ岳です。
8:40 丹沢山に到着しました。みやま山荘です。
丹沢山から塔ノ岳へ、富士山を見ながら歩きます。
9:00 竜ヶ馬場です。霜柱がすごいです・・・。
竜ヶ馬場から塔ノ岳山頂の尊仏山荘が見えます。
9:45 塔ノ岳に到着しました。既に多くの登山者がいます。
どうしても、写真に人の姿が入ってしまいました。
今日も、尊仏山荘でコーヒー休憩をします。
今日のおやつは、ちょいパクラスク(持参)です。手前のお菓子は、蛭ヶ岳山荘でお話した常連さんからのいただきものです。
10:15 下山開始します。
ここから先は、ぐちゃぐちゃのところがたくさんありました。
10:40 花立山荘と富士山です。
下りが苦手な私は、下山になると休憩が多くなります。おしるこを食べました。
景色を眺めながら花立階段を下ります。
11:40 堀山の家です。
12:30 見晴茶屋です。
12:50 観音茶屋で、牛乳プリンが食べたかったのですがお休みでした。残念!
前回食べたのはいつだろう?と思って過去記事を調べてみたら、2019年1月でした。
13:20 大倉に到着!
「YAMA CAFE」で休憩します。
豚汁と焼き鳥(塩)にしました。
今回は、他のお客さんがたくさんいたのでカウンター席です。店内の様子の写真は撮れませんでした。前回来たときの様子はこちらの記事です。
河津桜が見頃です。
上の写真は、2月24日に撮りました。
そして、3月7日の読売新聞の朝刊(神奈川県 地域のページ)にも
河津桜 見頃に と載っていました。
河津桜の見頃って、長いのですね。また行きたくなりました。