私にとって今年1回目、人生19回目の富士登山です。今年も複数回登ろう!と思っています。
単独日帰りで富士宮ルートから登り、
下山は、御殿場口の下山道から宝永山を通って富士宮口に戻る計画です。
今年は、昨年よりも登山者が多いことが予想されます。
下山でのすれ違いの混雑を避けたいからです。
朝5:10頃 水ヶ塚駐車場に到着しました。
始発のシャトルバスは、6時発です。
昨年、5時30分頃に駐車場に到着すると、2台目のバスになってしまいました。
今年はできれば1台目のバスに乗りたいと思って早めに来たのですが、
この時間にすでに、多くの人がバス停に並んでいます・・・。
やはり、明らかに昨年よりも人が多いです。
外国人観光客も多いようです。
急いで準備して並びましたが、6時になってもバスは発車しません。
バスは2台、バス停で待っているのですが、バスのチケットを売る人が来ないらしく、発車できないのです。
結局、6時10分頃にやっとバスのチケットの販売が開始しました。
私は今年も2台目のバスになり、2台目のバスが発車したのは、
6時40分頃でした。
少しでも早い時刻に登山開始したかったのに・・・。
バスのチケット売り場の隣で、富士山保全協力金(1000円)を支払いました。昨年までは缶バッチでしたが、今年は「富士山世界文化遺産登録10周年記念」ということで、木札でした。
きっと、リボンの色が登山ルートごとに違うのだと思います。
7:10頃 登山開始です。
天気には恵まれました。
7:15 富士宮口は、あっという間に標高2400mです。
7:23 多くの人が歩いています。
7:32 六合目 雲海荘です。
雲海荘前の自動販売機の小さめのペットボトルの飲み物が300円なのを見て、
「たかっ、ばかじゃねえの。」
と言っている若者がいて、ぎょっとしました。
きっと、本当に初めて山に登るのですね。
富士山だけでなく、他の山でも
500mlのペットボトルだったら500円が普通です。
高くありません。当たり前です。
富士山の場合は、ブルドーザーで荷物をあげますが、山によってはヘリコプターだったり、歩荷で(人が担いで)荷物をあげているからです。
富士山に登るなら、その前に他の山で少し練習したほうがいいのに・・・
と私は思いますが、そうではない人が多いのだと思います。
宝永山方面との分岐です。今回は、ここから戻ってくる計画です。
ちなみに宝永山とは、水ヶ塚駐車場からの写真で見ると赤い矢印の部分です。
8:00 見下ろすと、多くの人が歩いているのが見えます。
8:15 新七合目 御来光山荘です。
8:52 ついに標高3000mです。
8:56 元祖七合目 山口山荘
9:25 八合目 標高3250m
このあたりで、ぐったりして座りこんでいる子どもに
「もう八合目だよ。10のうちの8も登ったよ。あと少しだよ。」
と励ましている人を見かけました。
違うと思います。あと少しではありません。
まだ標高3250mです。富士山の標高は3776mです。
あと、500m以上登るのです。
山と高原地図 富士山 御坂山地・愛鷹山 2023 (山と高原地図 32)
のコースタイムでも2時間以上はかかり、初めて富士山に登る人はもっとかかります。
まだまだです。すでに高山病になっている子どもがかわいそうです。
高くなればなるほど、高山病は悪化して辛くなるのです。
富士山に登ると、高山病になっている子どもを励ます親を見かけることが多いです。
無理して登らせたら山が嫌いになってしまいます。
見るたびに辛くなります。
もしも子どもが高山病になったら、励ますのではなく、
すぐに下山するべきです。
まだこれから登るチャンスはたくさんありますから。
見下ろすと、宝永山がよく見えます。
9:57 九合目 萬年雪山荘です。
九合目と聞くと、「あと少し」と思う方が多いのですが、
あと少しではありません。まだ標高3460mです。あと300m以上登ります。
「山と高原地図」のコースタイムでは、あと1時間20分です。
初めて富士山に登る人はもっとかかります。
高山病になる人が増え、スピードダウンする人が増えます。
10:57 あの鳥居をくぐったら山頂です。
10:58 登頂!
参拝の前に、剣が峰へ向かいます。
11:11 剣が峰 登頂!
3776mの本当の山頂です。
良い天気に恵まれました。
剣が峰から下りて
改めて参拝しました。
今回の下山は御殿場ルートの下山道からにします。
11:33 下山開始です。
19回目の富士山② に続きます。
★昨年の富士登山の記事はこちらです。