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南アルプスの女王 仙丈ヶ岳① 広河原から北沢峠へ 広河原山荘でランチ休憩 2019.8.5~8.6

南アルプスの女王 仙丈ヶ岳に登ってきました。久しぶりの単独山小屋泊です。 

登山計画

2019年8月5日(月)~8月6日(火)

8月5日(月)(コースタイム 2時間40分)
あずさ51号 八王子発7:48 甲府着9:02

山梨交通バス 広河原行き 甲府駅発10:05 広河原着11:58
※広河原インフォメーションセンター で休憩
南アルプス市営バス 広河原発12:30 北沢峠着12:55

北沢峠→0:10→大平山荘→1:00→小さな木橋→1:30→馬の背ヒュッテ(泊)

8月6日(火)(コースタイム 4時間20分)

馬の背ヒュッテ→1:00→仙丈小屋→0:30→仙丈ヶ岳→0:50→小仙丈ヶ岳
0:40→藪沢・小仙丈ヶ岳分岐→1:20→北沢峠

北沢峠発のバスは、9:45→10:10 と 13:30→13:55
広河原発のバスは、
11:00 12:00 13:00 14:00 15:00・・・発がある。

※コースタイムは、山と高原地図 北岳・甲斐駒 で調べました。 

甲府駅から広河原へ 山梨交通バスに乗る

本当は、八王子駅発7:29のあずさ1号で行きたかったのです。そうすれば、甲府発9:05発のバスに乗れるからです。ところが、前日になって予約しようとすると、あずさ1号は既に満席でした。仕方なく、1本後の7:48発のあずさ51号(臨時便)で甲府まで行くことにしました。

あずさ51号は、9:02着なので、次のバスの時刻10:05まで約1時間待ちかな・・・と思っていたら、ギリギリで9:05発のバスに乗ることができました。たぶん、1台目のバスは既に発車済みで、乗り切れなかった人達が乗っている2台目に乗ることができたのです。このバスが・・・、超ラッキーなバスでした。

超ベテランのガイドさん(?)の解説が素晴らしかったのです。夜叉神峠の名前の由来、北岳間ノ岳が見えるポイント、車窓から見える滝や山の説明・・・などなど、絶妙なタイミングで詳しく教えてくれました。乗客から拍手が起きました。(当然です!)Mさんという方でした。

私は過去に甲府から広河原までのバスに2回乗ったことがありますが、バスの解説でこんなに感動した記憶はありません。また、実は同じ週、広河原行きのバスに再び乗りましたが、こんなに素晴らしいガイドさんはMさんだけ(?)のようでした。

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昔ながらのバスの乗車券です。(穴を開けます。)思わず写真を撮りました。

予定より早く、11時前には広河原に到着しました。 

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北沢峠行きのバスは12:30発なので、あと1時間半もあります。

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そこで、広河原山荘へランチを食べに行くことにしました。 本当は、お昼用に八王子で買ったおにぎりが2個ありましたが、いいのです。

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広河原山荘でランチ休憩

北岳に登る人達が渡る吊り橋を渡ると、(向こうに北岳の山頂が見えています。)

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広河原山荘があります。

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ランチ営業をしています。

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裏メニューは売り切れです。

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野鳥の写真に囲まれた角の席にしました。

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広河原ベジカレーです。野菜がたっぷりでおいしいです。

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馬の背ヒュッテの夕食がカレーだということは知っていましたが、いいのです。やっぱり食べに来て良かったです。

再び吊り橋を渡って広河原インフォメーションセンターに戻りました。

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吊り橋からアサヨ峰が見えます。のマークが目印です。(3本のロープの上です。)

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このNの形、人間が作ったのではなく自然にできた形だそうです。バスの中でMさんが教えてくれました。勉強になりました! Mさんの解説、いつかまた聞きたいです。

広河原インフォメーションセンター

広河原インフォメーションセンターは、私にとって思い出のある、とてもお世話になった場所です。2年前の8月に北岳に登ったとき、台風の影響で下山中に大雨が降りました。無事に広河原まで戻ったのですが、土砂崩れのためにバスが止まり、帰れなくなってしまったのです。

このインフォメーションセンターの2階に一晩泊めていただきました。

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帰れなくなった人はたくさんいましたが、みなさん冷静だったので、山登りをする人ってすごい!!と感心したのでした。テント泊のみなさんは、慌てず騒がずマットとシュラフを出し、寝る用意を始めました。高校生の山岳部のグループも、静かにきれいに詰めてシュラフを並べ、整理整頓して荷物を並べ、迷惑がかからないように気をつかっているようでした。

小屋泊のため、マットもシュラフもない私達(私と友人の他に4人くらいシュラフがない人がいました)のために、インフォメーションセンターの方が毛布を貸してくださいました。写真にある四角いベンチの上に毛布を敷いて寝ました。

翌日になっても土砂崩れは完全には復旧せず、奈良田経由で大回りして甲府まで戻ることができたのでした。貴重な体験でした。良い思い出(?)です。(※こんなことはめったにないそうです。)

広河原インフォメーションセンターの中は、このようになっています。

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1階にはコインロッカーもあるので、下山後の着替えなどを入れておくと良いかもしれません。(必ず空いているとは限りませんが・・・。この日はほとんど空いていました。)

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北沢峠へ

12:30発のバスに乗って北沢峠へ行きました。

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このような小型のバスが2台出たようです。

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12:55 北沢峠に到着しました。

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バスの右に見えるのが待合室、左はトイレです。

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ここから馬の背ヒュッテに向かいます。

まだ、仙丈ヶ岳について何も書いていませんが・・・南アルプスの女王 仙丈ヶ岳②③に続きます。(広河原のことを書きすぎました。) 

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