10月6日から8日までの3連休は、どこの山に登るべきか?
迷った結果、地元神奈川県の山、塔ノ岳から丹沢山を大倉尾根ピストンで日帰り縦走することに決めました。心配だった点が2つありました。
- 先週の台風24号の影響はあるのか?(登山道は荒れていないか?)
- 台風25号の影響で風が強かったり雨が降ったりしないか?
1の台風24号の影響については、秦野ビジターセンター公式ブログを見て、大倉尾根は大丈夫だとわかりました。
秦野ビジターセンター公式ブログ: 【登山情報】塔ノ岳と尊仏山荘からのお知らせ 10月1日
2の台風25号の影響を考えて、八ヶ岳はやめました。先月、硫黄岳の強風を体験したばかりだからです・・・。詳しくはこちらの記事です。
天気が不安定なときは、慣れている地元の山に登ろう!と決めてからも、7日にするか?8日にするか?ギリギリまで迷いました。結果、7日にして大正解でした。
- 10月6日から8日までの3連休は、どこの山に登るべきか?
- 10月の3連休中に混雑を避けて塔ノ岳と丹沢山に登ろう作戦!
- 混雑する前の塔ノ岳山頂を目指して
- 塔ノ岳から丹沢山へ
- 台風24号の影響は・・・
- 送迎バスの時刻に合わせて下山
- 名水はだの富士見の湯へ
10月の3連休中に混雑を避けて塔ノ岳と丹沢山に登ろう作戦!
始発バスに乗り、周囲の人よりも速く登れば混雑を避けることができるはず・・・という作戦です。目指すのは、朝6:48小田急線渋沢駅北口発 大倉行きのバスです。
7月の3連休の初日、鍋割山に登ったとき、混雑を避けるため早めに渋沢駅に行くと、大倉行きのバスが始発の時刻よりも早めに(6:37に)発車する経験をしました。こちらの記事のときです。
そこで、今回も早く発車するかもしれない・・・と期待して、さらに早く6:17渋沢駅着の小田急線に乗りました。 実際は、始発は時刻表通りに6:48に発車しましたが、早めに行って正解でした。6:30頃には20人くらいの小学生の集団(サッカー少年でしょうか??)がやってきて並び、その後も多くの登山者が並び、バス停には長い行列ができたからです。バスは通勤ラッシュなみの大混雑になりました。
混雑する前の塔ノ岳山頂を目指して
最も混雑が予想されるのは、塔ノ岳山頂です。できるだけすいている山頂を堪能するためには、できるだけスピードをあげて早く山頂にたどりつくしかありません。登りは休憩少なめで、トレーニング登山のつもりで頑張ることにしました。
7:10 大倉を出発します。
天気は・・・いまひとつです。
登山道の手前で気になる看板を見つけました。
10月1日にオープンしたばかりなのですね。帰りに寄りたいと思いつつ、急いで通過します。有名な2体の人形を横目に見て、さらに進みます。
ヤマビルに注意するように呼びかける看板です。
私は、もちろん大倉でヤマビル対策をしてから出発しました。丹沢のヤマビルについては、以前こちらの記事に書きました。
堀山の家です。ここまで写真を撮りませんでした。
帰りに寄ってみようかな・・・と思いつつ、通過します。トレーニングにぴったりな地獄の花立階段を上りきると、花立山荘です。
花立山荘の西側、富士山が見えるはずの場所で写真を撮りました。(雲で隠れていますが・・・。)
花立山荘の南側、登ってきた階段方面を見下ろして撮りました。
そして・・・9:55 塔ノ岳山頂から富士山が見えました!
この日、この時間に来て大当たりでした!! 山頂はそれほど混雑していません。
こちらは、東側です。
でコーヒーを飲みたくなります。今日も飲みました。
山頂までのコースタイムは、3時間30分ですが、自分の過去記事を見ると、ゴールデンウィーク中に約2時間30分で登頂できていたことに気がつきました。
こちらの記事のときです。
今日は7:10~9:55なので、2時間45分です。今回のほうが時間がかかった原因は・・・暑さだと思います。10月とは思えない暑さでした。(天気予報は30℃ でした。)台風25号の影響です。
塔ノ岳から丹沢山へ
竜ヶ馬場です。私が好きな休憩ポイントの一つです。
ここから塔ノ岳方面を見ると、頂上の尊仏山荘がよくわかります。
山と高原地図には、「東側展望良い」と書いてあります。
山と高原地図 丹沢 (山と高原地図 29) こちらが東側です。
11:30 丹沢山 山頂です!
富士山もしっかり見えています。
私が大好きな山小屋の一つ、みやま山荘です。
みやま山荘について、詳しくはこちらの記事に書いています。
台風24号の影響は・・・
大倉尾根は、登山者が多く整備されているので特に問題なく歩くことができました。折れた枝や葉がたくさん落ちていたことで台風24号の影響が感じられました。
塔ノ岳から丹沢山までの道のほうが、登山者が少なく、狭い場所が多いためか、台風24号の影響が大きかったように感じます。ときどき倒木が現れ、またいだり、くぐったりする必要がありました。ぬかるんで歩きにくい場所もありました。
送迎バスの時刻に合わせて下山
今回は、下山後に「名水はだの富士見の湯」へ行くつもりで準備をしていました。送迎バスは3:30と4:30なので急ぐ必要はありません。
12:45 再び塔ノ岳山頂です。
この時間には、富士山が全く見えなくなっていました。私は本当にラッキーでした。9:55に来たときよりは、かなり人が増えています。お昼前後の山頂は、混雑のピークなのだと思います。それでもゴールデンウィークに比べると少なかったようです。台風25号の影響を心配して登山を中止した方もいたかもしれません。
再び、花立山荘です。
今度は、かき氷を食べてゆっくり休憩することにします。
期間限定ヨーグルトにしました。
富士山の頂上付近が少しだけ見えました。
再び、堀山の家です。
前を通過したことは、数え切れないほどありますが、今回初めて中に入ってコーヒーを注文してみました。300円で、クッキーが2枚ついていました。
観音茶屋です。
看板につられて、牛乳プリンとコーヒーを注文しました。
コーヒー飲み過ぎですね・・・。
ここで、時計を見ると3時5分です! 3時30分のバスに乗るには時間が厳しく、4時30分のバスに乗るには時間が余ります。そこで・・・、
急いで食べて走りました。
時間に余裕があるつもりだったのですが休憩が多すぎ(長すぎ)でした。
名水はだの富士見の湯へ
無事に3時25分頃に大倉に到着しました。私は送迎バスだと思っていたのですが、待っていたのは普通のワゴン車でした。運転手さんによると、バスは29人乗りのため大きすぎてしまい、ワゴン車に乗りきれない場合は、タクシーで送ってもらえるそうです。(大倉からの利用者は少ないのですね。)「名水はだの富士見の湯」到着後に、乗ってきたワゴン車の写真を撮りました。
このワゴン車に乗ったのは、私、単独の方、2人組、の合計4名でした。他に1台、タクシーが出ていたようです。この時間、大倉発の渋沢行きのバスは混雑します。大倉から「名水はだの富士見の湯」まで直接送ってもらうことができ、確実に座って行けるのは本当に快適です。
中に入ると登山者用のロッカーがありました。
靴やズボンにヤマビルがついていたら・・・確かに嫌です。
初めて行った「名水はだの富士見の湯」は、まだオープン1周年ということで、新しくてとってもきれいでした。お風呂の中や更衣室の写真は撮れませんでしたが、HPの写真そのままです。
女湯の入り口です。
食堂は利用しなかったので、メニューの写真だけ撮りました。
ところで、私は3時30分と4時30分の2回、大倉に送迎バスが来ることは知っていました。でも、「名水はだの富士見の湯」から帰る方法については、HPをよく読んでいなかったので、必ず小田急線秦野駅まで送ってもらえるものだと思い込んでいました。(ワゴン車の運転手さんは、「帰るときに、受付で声をかけてください。」と言っていたので・・・。)帰るときになって、そうではないことを知って驚いたのです。
帰宅後に気づいたのですが・・・、3人以上集まると送迎してもらえると、HPにちゃんと書いてありました。単独や2人の場合は自分でタクシーを呼ぶ必要があります。(※ちなみに、路線バスはなく、駅まで歩くと20分以上かかるようです。)
実際は、一緒にワゴン車に乗ってきた単独の方が私の少し前に帰ろうとしていて、2人でも無料でタクシーで送ってもらうことができました。
3人以上で利用する場合は、確実に無料で送迎してもらえるので超オススメです。単独や2人の場合は、自分でタクシーを呼ぶつもりでいたほうがいいと思います。偶然3人集まる可能性(同乗する人が見つかる可能性)は、とっても低いです。送迎方法は、10月になって変わったばかりのようです。きちんと最新の情報をチェックすることが大事ですね!
アクセス | 日帰り温泉名水はだの富士見の湯公式ホームページ
一緒にタクシーに乗った方は、鍋割山に登ったそうです。今日初めてヤマビルを見たと言っていました。じめじめして蒸し暑かったですから・・・。私はヤマビルに出遭わなくてラッキーでした。