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登山靴のインソール「スーパーフィート・グリーン」を購入

私は下りが苦手です。

日帰りで富士山に登ったときも、登りはコースタイムよりも速く登れたのに、

下りはコースタイムを少しオーバーしました。 

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地元丹沢で日帰りトレーニング登山を繰り返し、1日のコースタイムが8時間を超えるルートでも、失速しないで下山できるようになったと思っていたのですが・・・  

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まだまだでした・・・。

私の日帰りトレーニング登山は、標高は1600mより低く、トレランシューズを履き、地面は土が多く、荷物は軽いです。

標高が高く、登山靴を履き、岩や石が多く、荷物が重いと、1日のコースタイムが長くなったときに、失速してしまうのだと思います。

足の裏が痛くなることが多いです。以前は、よく膝が痛くなりましたが、最近は膝の痛みはなくなりました。それだけ進歩はしていると思うのですけど・・・。

鍛え方が足りないので仕方がありません。でも、道具に頼る方法はないかな?と考えて・・・

登山靴のインソールをかえたら改善するかもしれない!と思いつきました。

スーパーフィート・グリーンを購入しました。

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スーパーフィート - 驚異のインソール

左の写真が表、右の写真が裏です。

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お店に行くとき、本当は自分の登山靴を持って行くほうがいいかな?と思いましたが、重くて大変なので、元々入っていたインソールを抜いて持って行きました。

私の登山靴は、スカルパZGトレックGTXです。 

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後で気がついたのですが、こちらのページで高橋庄太郎さんのスカルパZGトレックGTXについての解説を読むと・・・

www.yamakei-online.com

僕はスカルパのブーツのヘビーユーザーで、これまでの登山人生のなかでいちばん履いていたのが同社のブーツであるのは間違いない。だが、いつもインソールだけはもう少ししっかりしたものがほしいと思い、別メーカーのものに入れ替えている。

と書いてありました。さらに・・・

気になるのは、やはり下山時に感じたクッション性への物足りなさである。ブーツ自体の基本性能は高いのだから、一度履いてみて問題があれば、弾力が高いインソールにチェンジするのも一手だ。

とも書いてありました!さすが高橋庄太郎さんです。以前、このページを読んだときには全く気にしていませんでした。 改めて読み返して驚きました。

高橋庄太郎さんが、どこのメーカーのインソールを使っているのか?が気になりますが・・・。

 

スーパーフィートは、ちょうど良いサイズになるように、お店でカットしてくれます。(好日山荘です。すべてのお店でカットしてくれるのか?は、わかりません。)ワイドサイズもあります。サイズが重要みたいです。

私の場合は、切らなくてもぴったりサイズだったということで、そのまま購入しました。サイズBです。(左の写真の一番左が、元々入っていたインソールです。確かに、同じくらいのサイズです。)

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「トレランシューズでも使えますか?」

と聞くと、

「グリーンは、トレランシューズには合いません。トレランシューズならカーボンがいいです。」

ということでした。

もしも、グリーンを使ってみて良かったら、他の種類も検討してみたいです。

※グリーンとブルーがたくさん置いてありました。ハイカットの登山靴の場合、グリーンが良いみたいです。スーパーフィートは、色によって機能が違います。他のスポーツに合うものや、普段履く靴に合うものもあります。

家に帰って、自分の登山靴に入れてみると、するっと入ってぴったりサイズでした。足を入れてみると、履き心地もいいです。

山で使うのが楽しみです。 

追記

使ってみました! 

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須走ルートを日帰りすると、1日のコースタイムは、9時間55分にもなるのですが、減速しないで下山できました。

これは、インソールの効果!だと思います。

買って良かったです。

 

日帰り富士山 持ち物の記録+初めて富士山に登る方へ

「日帰り富士山」が無事に達成できて、すっかり嬉しくなったので 

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持ち物の記録をすることにしました。

今後、他のルートでも日帰り富士山に挑戦したいと思っています。自分の記録を見て、忘れ物防止に役立てたいです。

そして、初めて富士山に登る方へ向けて、

私なりの解説と山小屋に宿泊する場合に追加する持ち物についても書きました。

どなたかの参考になれば嬉しいです。

日帰り富士山の持ち物 

バックパック30Lとレインカバー 

10年くらい?前に購入したバーグハウスのバックパックです。使いこんでボロボロになっています。買った当時、一番軽いものを選びました。重さを量ったら860gでした。レインカバーは、ついていなかったので別売りの物を購入しました。 

レインカバーをつけていても、大雨が降れば裏から水が入るので、バックパックの中身は完全防水の袋に入れて小分けにします。

ミレーのリュック用ポーチをつけて使用しています。  

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リュック用ポーチとその中身 

ファスナーつきのポケットが2つあります。前にiPhone11、後ろに絆創膏と芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう・足つり対策の漢方薬です。即効性があります。)、粉末のアミノ酸を入れています。iPhone11は、登山地図のアプリで現在地の確認をしたり、方角を確認したり、写真を撮ったり・・・、度々使うので、ここに入れておくと便利です。

サコッシュとその中身

マーモットのサコッシュを愛用しています。 

Sacoche / サコッシュ

Sacoche / サコッシュ

  • Marmot(マーモット)
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中身は、貴重品(財布・鍵など)、手ぬぐいハンカチ、ティッシュ、等です。

100円玉を多めに用意します。富士山のトイレは200円が基本です。(山頂は300円です。)→※追記 2023年には300円が基本になっていました。

トイレに行くときや買い物に行くときは、リュックは置き去りにしてサコッシュだけ持ちます。(iPhoneも入れて。)山小屋の中で過ごすときにもサコッシュだけ持ち歩きます。山を歩くときには、サコッシュごとリュックの中にしまいます。

超軽量で、ポケットが4つあり、丸めてリュックに詰め込むことができて、とっても便利です。

地図

現在地の確認をするために、山と高原地図のアプリと紙の地図、両方持って行きます。 

普段、山に登らない方は地図を買うことはないと思いますので、

観光協会などが出しているガイドマップをもらっておくと便利です。五合目や道の駅や登山用品店などに置いてあります。 

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富士登山オフィシャルサイト」でも各ルートの地図を見ることができます。

こちらのページで最新情報をチェックしておくと良いと思います。

www.fujisan-climb.jp

レインウェア(上下)

たとえ、天気予報が1日中晴れだとしても、絶対に持って行くのがレインウェア(上下)です。山の天気は変わりやすいです。雨が降るだけでなく気温が下がることもあります。防寒着にもなります。

上が、ノースフェイス クライムベリーライトジャケット  

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下が、ファイントラック エバーブレスフォトンパンツ です。 

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トレッキングポール

SINANOフォールダーFREE115です。 

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今ならもっと良い新しいモデルが出ています。(欲しいです・・・。)

私は低山に登るときにはトレッキングポールは使いませんが、富士山では必需品だと思います。足、特に膝の負担が激減します。1本よりも2本が断然楽です。

登山経験の少ない方や、初めて富士山に登る方には、トレッキングポールを2本持つことを強くおすすめします。

下山で膝が痛くなり、普通に歩けなくなっている辛そうな方を見たこと、何度もあります。

ロングゲイター

イスカ ゴアテックスライトスパッツです。 

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靴に雨が入るのを防ぐため、だけではありません。下山の砂走りで靴に砂や小石が入るのを防ぐために必要です。ショートサイズでも大丈夫です。

手袋(怪我防止と防水) 

転んで手をついたときに、怪我を防止するために手袋は必要です。手の甲の日焼け防止にもなります。

私は、バイレスのフィンガーレスメッシュグローブを使っています。度々iPhoneを取り出して使うので、指先がないほうが便利なのです。 

それとは別に、雨が降ったときのために、モンベルの完全防水のレイングローブを持って行きます。雨が降ったときには、上から重ねてつけます。

山小屋に宿泊するときや、御来光を狙って早朝出発する場合は、防寒用の手袋も必要です。

帽子

私は、つば付き、あごひも付き、のハットが好きです。日焼け対策と、風で飛ばないためです。 キャップでもいいですが、帽子は絶対必要です。(※追記 耳の日焼けを防ぐために、キャップよりもハットがおすすめです。)

ヘッドライト 

明るい時間に下山する予定ではありますが、怪我などで遅くなってしまう可能性があります。真っ暗になって歩けないと困るので、ヘッドライトは必ず持って行きます。

山小屋に宿泊する場合は、消灯後にトイレに行くときにも必要です。山小屋のトイレに電気はありません。ライトをつけた状態で両手を使えることが重要です。スマホのライトだけでは駄目ですよ。  

エマージェンシーブランケットとテーピングテープ 

エマージェンシーブランケットは、今のところ使ったことはありません。 でも、もしも遭難や滑落をした場合、命を守ってくれる道具ですから、山に登るときにはいつも持っています。 

山頂で御来光待ちをする方は、防寒用にも良いと思います。 山頂の御来光待ちって、本当に寒いですから・・・。(私はおすすめしません。御来光を見るなら宿泊する山小屋のそばがいいです。山頂は混雑します。)

テーピングテープは、カットしたものを持って行きます。詳しくは、こちらの記事に書きました。 

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モバイルバッテリーと充電用コード 

山に登るときは、バッテリーが減らないように基本的には機内モードにしています。 日帰りの場合、ほとんど充電の必要はありません。

でも、もしも遭難や滑落をした場合、命を守ってくれる物ですから、防水の袋に入れて持っています。

サングラス

モンベルのトレッキンググラスです。

モンベル | オンラインショップ | トレッキンググラス

サングラスは、目のUV対策だけでなく、砂ぼこり対策として必要です。

特に下りの砂走りです。晴れていても、前日に雨が降ればそれほど砂ぼこりは立ちません。でも、数日間、晴れが続くと、もの凄い砂ぼこりで目が痛くて開けていられなくなります。(私はサングラスをうっかり忘れて、老眼鏡をかけて下山したことがあります。)

自分の前を歩いている人や、抜かしていく人の足もとから砂ぼこりが立つのです。

ヤケーヌ・バフ・マスク等

今年は、感染症対策として持って行きますが、日焼け対策と砂ぼこり対策としても必要です。晴れの日が続くと、下りの砂走りでは鼻や口に砂ぼこりが入ってきます。

私は、ヤケーヌもバフもマスクも、持って行きます。 

長袖の上着(薄手)

日帰りの場合、使わない可能性が高いのですが、念のために持って行きます。歩いている間は暑いのですが、休憩時間が長くなるとだんだん冷えてくるからです。

完全防水の袋に入れます。山小屋に宿泊する場合は、ダウンジャケットの下に重ね着ができる上着を持って行きます。

日焼け止め

山や高原のような標高の高いところは、平地よりも紫外線の量が多いのです!

千mで10%超、3千mなら40%近く増加します。

 と、こちらの本に書いてありました。 

富士山は、標高3776mですから・・・。何も対策をせずに肌を出していたら、大変なことになります。出来るだけ肌を出さないのが良いと思います。私は長袖を着るか、半袖にアームカバーをつけます。首の後ろが要注意です。

アミノ酸(粉末とゼリー)

私がいつも買い置きしているのはこちらです。 

アミノ酸って、飲んだ場合と飲まない場合の比較がしにくいので、効果を実感するのが難しいかもしれません。

私は、飲むと飲まないとでは大違い! 

だと思っています。運動する時間が長いほど実感できます。 

飲まなかったら日帰り富士山はできないと思っています。(個人の感想です。)

行動食

いろいろな種類のものを少しずつ持つようにしています。もしもの時のために少し多めに、軽い物を選びます。

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ご飯も食べたいので、おにぎりも持って行きます。おなかいっぱいになると歩けなくなるので、一度にたくさん食べ過ぎないように気をつけます。

行動食を入れる袋に、ウエットティッシュやごみ袋(ビニール袋)も一緒に入れます。

水とスポーツドリンク等 合計1L 

500mlを2本、凍らせて持って行きます。実際は1Lでは足りません。でも、荷物が重くなるのが嫌なので、途中で補給します。(買い足します。)

富士山では、500mlの水のペットボトルが1本500円前後です。 

荷物を持つのが苦にならない方は、もっと持ったほうが良いと思います。

日帰りの場合、スポーツドリンクだけでもいいですが、山小屋に泊まる場合は水も必要です。富士山に水道はないので、歯磨きやうがいをしたいときに水が必要です。

山小屋に宿泊する場合に追加する持ち物

ダウンジャケット

 モンベルのプラズマ1000ダウンジャケット 軽くてコンパクトで気に入っています。

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夜と早朝に使います。御来光を見るときが1番寒いです。

着替え等

着替え、かえの靴下、手ぬぐい、歯磨きセットや汗ふきシート、スキンケア(メイク)セットも持ちます。

行動食は、日帰りよりも少し多めに持ちます。

リュックは同じ30Lで充分です。

日帰りのときも、山小屋泊のときも、車の中には温泉セットと全着替えを用意しておきます。

追記(寒さ対策について)

日帰り富士山に登ったときに、家を出る前に全部の重さをはかってみました。 

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4.9㎏でした。

歩いているときは、トレッキングポールは持ちますし、帽子や手袋は身につけますし、寒くなったり雨が降ったりすれば、上着やレインウェアも身につけます。

飲み物や食べ物はどんどん減ります。

実際は、日帰りの場合、4㎏くらいを背負っていることが多いのではないかな?と思います。

そして、今回思ったことは、

初めて富士山に登る人は、日帰りでも防寒着と防寒用の手袋を持って行ったほうが良い。

ということです。

九合目あたりで、寒そうに辛そうに座り込んでいる人を見て、そう思いました。(その人は、ダウンは着ていましたが、手袋がなくて手が冷たそうでした。)

動いていればそれほど寒くない時でも、止まると寒いからです。

そもそも、初めて登る人で日帰りする人は少ないと思うのですが、体力のある人は挑戦しています。

でも、体力のある人も高山病にはなります。

今回のように、天気予報では晴れでも、昼間でも、風が強く吹き、真冬の寒さになった場合、高山病になったら、防寒着(ダウンなど)と手袋がないと辛いだろうな・・・と思いました。

風が強いと体感温度が下がります。

14回目の富士山 須走ルートの大陽館に泊まり、撤退する 2021.8.12~8.13

富士山は、私が一番好きな山です。ときどき一緒に山に登る友人と
「体力が続く限り毎年登ろう!」
と約束し、毎年登り続けています。

昨年と一昨年は、事情があって一緒に登れなかったので、友人との富士登山は3年ぶり、私にとっては今年2回目、人生14回目の富士山です。

今年1回目の富士山の記事はこちらです。 

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 須走ルートを選んだ理由

今回は、4年ぶりに須走ルートから登ることにしました。2017年以来で、このブログを始めてからは、初めてです。

富士山の4つのルートの中で、私が一番好きで、1番たくさん登ったことがあるのが須走ルートです。4つのルートについての私の考えは、3年以上前に記事に書いたことがあります。 

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今、読み返してみて・・・、考えは変わらないなと思いました。

須走ルートは1番好きなルートだから、登山記録をブログの記事に書きたかったのです。

山小屋は、数年間続けて「大陽館」を利用していました。以前いただいた年賀状を持っていて、ハガキを持って行くと今年も1割引になるということなので、利用させていただくことにしました。 

「道の駅すばしり」からシャトルバスに乗る

5:50頃 駐車場に到着しました。

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車は手前の方にはたくさん停まっていますが、奥の方はガラガラです。天気予報によると、天気が悪そうですし、平日だからですね。でも、曇ってはいますが雨は降っていません。

4年ぶりに来て驚いたのは、ここまでの道が良くなってわかりやすくなっていたことと、シャトルバスのバス停の場所が、「道の駅すばしり」になっていたことです。(「ふじあざみライン仮設駐車場」でチケットを購入し、検温などをしてから、少し歩いて「道の駅すばしり」に行きます。)

とっても便利になりました。

道の駅すばしり

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検温をすると、富士宮口では、手首に確認済みのベルトを巻かれましたが、こちらでは、

「はさみで切らないと取れないから。」

と言って、リュックにつけてくれました。

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前回は取れなかったので、帰りにコンビニに寄ったときには、袖の中にかくしました。

このほうが助かります。

「富士山保全協力金」の赤いバッチは、見えるところにつけるように言われたので自分でつけました。

富士山保全協力金の受入について | 富士山保全協力金について | 世界遺産 富士山とことんガイド

バスの始発は6時です。ゆっくり準備をしたかったので、私達は7時発のバスに乗ることにしました。今回は7合目の「大陽館」に泊まるので時間に余裕があります。

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バス代は、往復1830円です。

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7時発のバスの乗客は、私と友人を含めて11名でした。(すいています。)

須走口五合目から大陽館へ

7:25頃 須走口五合目に到着しました。 

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標高に体を慣らすために、少し休憩していると、みなさんいなくなり・・・私達が最後になりました。

時間に余裕があるので、ゆっくりスタートします。

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須走ルートの良いところの一つは、しばらく樹林帯の道が続くことです。

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8:11 下山道との分岐です。ここからは、登山道と下山道が別の道です。

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ここまでは、下山する人とのすれ違いがありましたが、ここからは、ほとんど人に会わなくなります。

8:16 フジアザミです。青空が見えると嬉しいです。

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9:17 新六合目 標高2400m 長田山荘に到着。 こいのぼりが目印になっていました。

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樹林帯を完全に抜けました。遠くに、下山道を下っている登山者が見えます。声も聞こえます。

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ガスガスで視界が悪いことを覚悟していたので、遠くが見通せるのも嬉しいです。

10:12 本六合目 標高2700m 瀬戸館です。

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確か、以前はなかったベンチとテーブルが素敵です。アヒルがかわいい。
景色がもっと見えたら、さらに気持ちが良さそうです。

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だんだんガスってきました・・・。

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大陽館に泊まる

11:35 七合目 標高3090m 大陽館に到着しました。

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雨にあうことなく、ここまで来られたのはラッキーだったのかもしれません。
午後は、のんびり小屋で休憩しました。

ここが私達のスペースです。(上の段です。)

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隣のスペースとの間には、仕切りが作られていました。(両隣にも、下にも、誰も泊まりませんでしたけど・・・。すいていました。)

昼寝をしている間に、14時過ぎくらいから雨が降り始め、いつの間にかどしゃぶりになっていました。やっぱり山は、早く出て、早く着くに限ります。

17:00 大陽館の夕食です。

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17:50頃 雨がやんでいたので外に出ました。下のほうがだいぶ見えるようになっています。

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でも、山登りをする人にはお馴染みの「てんきとくらす」の富士山山頂の天気を見て・・・ 

tenkura.n-kishou.co.jp

この日のうちに、

翌朝には、撤退することを決めました。 

登山指数はずっとで回復しそうには思えなかったのです。

風速は、1日中20~30m/sでした。

風速20~30m/sって、台風の暴風域レベルです。普通に歩くのも大変です。

山頂に風をさえぎるものはありません。

ガスガスで、景色は何も見えないかもしれません。

山頂ですから、気温は真冬です。風が強いと体感温度はさらに下がります。

空気の量は平地の3分の2です。

頑張って行っても、かなり辛い思いをすることが予想されます。

もっと条件の良いときにリベンジしたいと思います。

 

夜中、3:00頃 外に出てみました。見下ろすと夜景が見えました。

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でも、見上げても星は一つも見えませんでした。本当は、「ペルセウス座流星群」狙っていたのですけど、仕方がありません・・・。

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この時間は、小雨だったのですが、夜が明けると雨も風もひどくなりました。

5:00 大陽館の朝食です。

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雨の中の下山

朝食を食べてから、下山開始です。

出発前に大陽館の方が、

「今年中にもう一度来るなら、宿泊料は半額にしますよ。来年だったらまた、1割引で。」

と言ってくださいました。

今年中に須走ルートをリベンジしたい気持ちはありますが、しばらく雨が続きそうですし・・・次は日帰りチャレンジかな?と思っています。

5:50頃 大陽館を出発しました。

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この後ずっと、雨は降り続きました。

雨の量はそれほど多くありませんでしたが、それよりも風が強くて歩くのが大変でした。

須走ルート(と御殿場ルート)の下山道といえば、「砂走り」です。

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砂走りを下るコツは、かかと着地です。

かかとだけで着地するイメージで下ると楽です。体は起こします。これを知っていると知らないとでは、足のダメージはかなり違うのではないかと思います。

(※山の歩き方の基本は、フラット着地です。靴底のグリップをきかせるイメージで歩くと、滑りにくく負担が小さいと思います。)

7:04 砂払五合目まで来ました。

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左側に三日月の形をした山中湖が見えるのがわかるでしょうか。
ここから先は、樹林帯です。強い風はもうありません。

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7:39 五合目に到着!

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7:45発のバスに乗ったので、写真はもうありません。(バスは1時間に1本しかないので急ぎました。)帰りのバスもすいていました。(私達を入れて、10人以下でした。)

無事に下山できて良かったです。

そして、いつか必ずリベンジします。